雨ときどきボーちゃん 1 (ゼノンコミックス)

著者 :
  • 徳間書店
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  • Amazon.co.jp ・マンガ
  • / ISBN・EAN: 9784199802614

作品紹介・あらすじ

「せめてこの雨が上がるまで…僕はキミの家族でいよう」
過去に母に虐待された記憶から、人を避け、ひっそりとアパートの管理人を勤める主人公・雨。そんな彼の元に現れた耳の大きな一匹の犬。その犬が雨の頭に乗っかった瞬間、なぜか周囲の人々の「心の声」が聴こえはじめて…!?
孤独な青年・雨と不思議な野良犬・ボーちゃん。せつなくも温かいひとりと一匹の物語。

感想・レビュー・書評

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  • 主人公の松葉雨はアパートの管理人。小さい頃母親に存在否定をされて、児童施設で育ち、生きているモノすべてに対して不信感を持っている青年。愛情を注いでも自分は愛されないと思っている。そんな雨の日、ボーちゃん(犬)に出会う。ボーちゃんが彼の頭に乗っかると、人の心の声が聴こえる。目の前の人間が表に出している行動の裏に抱いている心の声、そんな声を雨に聴かせるボーちゃんの存在はどうして雨の前に現れたのか、どこから来たのか、人の心の声を聴くことで、雨の中にある母親に対するトラウマが一つずつほどけていく…と言う物語。失くしたモノを取り戻す物語。愛を信じられなくなっていても、純粋さを封じ込めているだけで荒まない心の持ち主で居続けられるかどうかは、その人間が持つ性根にかかっている。
    私は猫派なのだが、犬派には別の意味でタマラン作品だろうなぁ、ボーちゃん(チワワ、かな?)萌えな作品でもある。

  • なるほどね

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著者プロフィール

うさとさや・・・・・・第6回コミックゼノン漫画大賞「佳作」受賞者。著作に「雨ときどきボーちゃん」「しあわせのポポチ」。

「2018年 『パンと僕のモモちゃん ②』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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