- Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
- / ISBN・EAN: 9784199804694
作品紹介・あらすじ
「要らないと思っていた私の世界は、美しくおだやかだ…」
不細工で変わり者の美和と完璧な美少女・実和。同じ名前で容姿も性格も正反対――。
“もうひとりの自分”に出会った時、少女たちは本当の自分を知る…。(「私と私」前後編)他、
自転車のサドル泥棒と出会った女子高生の切なすぎる秘密を描いた「箱庭の虜」などを収録。
儚く切ない傑作短篇集。
感想・レビュー・書評
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凄く重たい話が続いたけど心に響きまくった出会えて良かった
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この漫画家さんは昔から短編が大好きで(一番最初に読んだ短編はどこのコミックスにも載ってない…
今回もとてもよかった。こういう雰囲気とても素敵だなぁ。暗い設定だったけどどれも未来を感じる。そして本当に絵が綺麗。カラーは本当綺麗。
最後の最後に希望があってほっとした。 -
私は救いの話という印象を持ちました。
苦しみや悲しみを人との出会いによって乗り越えていく姿に心打たれます。
良い出会いは、人生を変えてくれますね。 -
佐原ミズさんの『私と私(2018)』を読んでみた。 おいら、一ヵ月前?くらい前?からこの作品が気になってました。 表紙も素敵だ、タイトルも好みだ。 そして内容を読んでみると、”箱庭の虜”を読んでいるときに これは面白いと思ったら・・・ タイトルの”私と私”は面白かった。 主人公たちの描写が好みだ。ストーリーも完璧だ。 佐原ミズさんの他の作品も読みたい(いずれ)
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短編集。
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本屋さんでみかけたので即買い。
はじめて作品に触れたのは「ほしのこえ」
女の子の切なさや、世界の理不尽さがダイレクトに伝わってきてすっかりファンになり
そして今回も。
残酷なほど心をえぐり続ける描写。
心の穴は空いたまま、えぐられたままの傷口に雨が降り注ぐ。とても染みるのだけれど、それは温かい雨で。
否応なしに見せつけられる現実は、人の歩いてきた道だから、受け止めるしかない。そうすることでまた、道は拓けるんだ。可能性はいつも身近にあるんだって思わせてくれる、
そんな佐原氏の作品が大好きです。 -
カラーが綺麗なので好き。