イコンの崩壊まで: 「戦後歴史学」と運動史研究

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  • 青木書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (300ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784250208126

作品紹介・あらすじ

歴史学の輝きは消え失せたのか?1950年〜70年代、平和・民主主義への期待と共鳴し、現実的課題を提示した「戦後歴史学」。その中核に位置した運動史研究を、時代と社会の緊張関係のなかに位置づけ直し、人々の歴史意識との間に生まれた溝を探る。

感想・レビュー・書評

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  • 最近「戦後歴史学」に対する歴史的評価が各所で行われているけれど、この本もそんな流れの一冊ということになるのだろう。どちらかというと、外在的要因(様々な事象・事件に表れれるマルクス主義の興隆と衰退)によって展開した「戦後歴史学」、というイメージが感じられる一冊だった。

    しかし最終的に「イコン」というのは何を指していたのだろうか。「戦後歴史学」?「マルクス主義」?「民衆運動史(人民闘争史)」?

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著者プロフィール

明治大学情報コミュニケーション学部教授

「2017年 『三遊亭円朝と民衆世界』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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