鉱物 新装版: 地底からのたより (科学のアルバム天文・地学 14)

著者 : 塚本治弘

• あかね書房 (2005年3月1日発売)

感想・レビュー・書評

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2023年9月13日]

K459
「鉱物は地底のようすを教えてくれる手紙です。どんな鉱物がどんな場所にできるのか、採集と、研究のまとめ方も紹介。」
小学校低学年～中学生向き

目次
川原でみつけた宝もの
山の中の鉱山で
土の中にみつけた鉱物
火山でみつけた地底からの便り
温泉でみつけた地底からの便り
どこで、どんな鉱物が？
金属鉱物の発見―銅のなかま
文明をささえてきた鉱物―鉄のなかま
海底にねむる鉱物のボール
合金をつくる鉱物
ふしぎな石たち
液体の鉱物
永遠のかがやき
金属でない鉱物
石の中のふしぎなもよう〔ほか〕

著者等紹介
塚本治弘［ツカモトハルヒロ］
１９３８年、東京都に生まれる。中学一年生の夏休みに、たくましく発達する入道雲に魅了されて以来、雲のマニアとなり、雲の写真を撮りつづける。高校生のときには、雲の研究で、「全日本学生科学賞」の最優秀賞を受ける。雲ばかりではなく、水とのかかわりあいから鉱物の写真も撮っている。日本気象学会、日本植物学会会員

[noireさんの感想 · 2019年12月9日]

子ども向けだったのでものすごく分かりやすかった。でもちょっと古いので今の方がわかってることが増えてるんじゃないかと思う。
基本的なことを知りたい人におすすめ。

[megjoさんの感想 · 2014年1月26日]

いろんな綺麗な宝石がたくさん出てきてアクセサリーにしたら可愛いなぁと思いました。

[スイコさんの感想 · 2013年4月17日]

小学生の頃、図書室でよく眺めていた思い出の本。

河原にあるという金(黄鉄鉱)を含んだキラキラした石や、不思議な色に光る石(蛍石)……この本を眺めて石に対する思いを募らせ、校庭でお気に入りの石を拾っては道具箱に詰め込んでいたのでした…。
今でも石が大好きな私にとって原点になっているような本です。

最近になって懐かしさのあまり買い求めたのですが、昔は紫色だった表紙が新装版になって赤になってしまったのが残念…なので★４つ。載っている写真は昔と変わっていないようです。眺める度に懐かしくなる大事な本です。