すてきなのはらのけっこんしき (わくわく幼年どうわ 7)

著者 : 堀直子

• あかね書房 (2003年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[司書KODOMOブックリスト（注：「司書になるため勉強中」のアカウントです）さんの感想 · 2023年6月1日]

「あゆかは、おかあさんからレースのベールをもらいました。そうだ、なかよしのけいたと、けっこんしきをしよう。あゆかは、さっそくでかけました。ところが、のはらのはなたちが、「けっこんするなら、やさしいいぬのシロシロがいちばん。」っていうのです。あゆかが、シロシロにあいにいくと…？５～７歳向き。」

[mirukuiceさんの感想 · 2021年7月15日]

ふふふっと笑えた。
ハッピーエンド。

あゆかが、なかよしのけいたと結婚しようと、けいたに会いにいく。と、お花たちが、けいたは意地悪だから、優しいしろしろがいいんじゃない？と声をかけてきます。

結婚するなら優しいのが1番だって。

あゆかがしろしろに会いに行くと、今度はしろしろが、ぼくは優しいけど、弱虫だから。結婚するなら強いマックロが良いよ、と…。

最後にはあゆかはけいたに会うけれど、けいたはやっぱり少し意地悪いで…。
あゆかはだれと結婚することにしたのか、最後まで楽しめます。

カタカナにルビあり。

[arukudesuさんの感想 · 2016年4月24日]

結局自分が最強で逆にプロポーズされてしまう様子がほほえましいです。

[きゅうさんの感想 · 2015年1月16日]

絵は可愛い。が、内容はなかなか奇想天外で、途中のどんでん返しにはびっくり。
2人の結婚は喜んでいいのかなぁ笑

[はこちゃんさんの感想 · 2013年11月29日]

幼年童話と侮るなかれ。これ…すごいな！（笑）100%ORANGEさんの装画に惹かれて手にとったのですが、起承転結のうち、承・転が素晴らしい！お料理上手の熊のグルメでいいじゃんと思ったけれど、まさかの展開に慄きましたσ(^-^;) でもさーあゆかちゃん、やっぱりけいたはやめたほうがいいよ。犬のシロシロかわいい♥︎

[knslさんの感想 · 2012年8月1日]

★★★☆☆
あゆかちゃんがお母さんからもらったレースははなよめさんのベールにそっくり。結婚式を挙げたくなったあゆかちゃんは、けっこんのもうしこみにでかけました。
あゆかちゃんは、やさしい犬のシロシロ、つよ～い猫のマックロ、お金持ちのイタチのピカピカたちに次々と結婚を申し込んでいきます（笑）
あゆかちゃんはだれと結婚式を挙げるのかな？
女子の願望を白いベールでかわいく包んだキュートな童話です。
（まっきー）

[mogさんの感想 · 2011年7月30日]

けいたくんに結婚を申し込みにいく途中に
動物や植物たちに「結婚するならあの子がいいよ」って
すすめられて、最後にはけいたくんと結婚するっていうお話

挿絵が多いので楽しく読める！
結婚式をしてる絵がとても可愛い～

[bellさんの感想 · 2011年7月2日]

100%ORANGEがイラストを書いている児童書。挿絵が多いので読んで眺めて二度楽しいです。おかあさんからレースのベールをもらったあゆかは、なかよしのけいたとけっこんしきをしようと思いつきますが…。

[yukkeさんの感想 · 2011年2月16日]

レースの布をもらって、こりゃ花嫁衣装にぴったりだ！ってことで
なかよしのけいたくんに結婚申し込みにいく

けど道中会ういろんな動物や植物に
「けっこんするならやさしいのがいちばん。やさしいのは○○」
「けっこんするなら強いのがいちばん。強いのは○○」
ってどんどん結婚を申し込んでいって（笑）
最後にけいたくんとめでたく結ばれるって話

１００％ORANGEさんの絵がちょーーーかわいい！
お話も、単純なんだけど結婚についてちょっと考えたり、
くまに食べられそうになったり
飽きないで楽しめる。

[kikunanさんの感想 · 2010年11月15日]

娘と私のお気に入り。結婚にあこがれる感じがよく出てます。
娘のお気に入りの男子の名前に代えて読んだりしてますよ。

著者プロフィール

群馬県に生まれる。昭和女子大学文学部卒業。デビュー作『おれたちのはばたきを聞け』（童心社）で日本児童文学者協会新人賞、『つむじ風のマリア』（小学館）で産経児童出版文化賞を受賞。作品に「ゆうれいママ」シリーズ（偕成社）、『鈴とリンのひみつレシピ！』『犬とまほうの人さし指！』『わんこのハッピーごはん研究会！』（以上、あかね書房）、『おかのうえのカステラやさん』『俳句ガール』（以上、小峰書店）、『のいちごケーキのたんじょうび』『ぼくはおじいちゃんのおにいちゃん』（以上、ポプラ社）、『セラピードッグのハナとわたし』（文研出版）、『救助犬の弟子』（新日本出版社）、『いつか空の下で　さくら小ヒカリ新聞』（汐文社）など多数ある。

「2023年 『メダカ姫』 で使われていた紹介文から引用しています。」