ロボット魔法部はじめます (スプラッシュ・ストーリーズ 13)

著者 :
  • あかね書房
3.88
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本棚登録 : 75
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251044136

作品紹介・あらすじ

ゲームとパソコンが大すきな陽太郎が、人間とロボットのダンス競技に出合った。そして、男まさりの美空、天然少女さくらと、コンテストにチャレンジすることに!しかし、やりたいことがちがう男子と女子、チームワークは最悪だけど、だいじょうぶ!?ロボットダンスにチャレンジする三人が、目標にむかって打ちこみ、自分の弱さにむきあい、得られる大切なものに気づいていく物語。

感想・レビュー・書評

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  • 男の子がロボットと関わっていくうちに成長していくお話

    ロボット魔法部始めましたなのにそこんところが書いてなかったから書いた。

    『魔法でダンスをロボットと』
    これが毎日の挨拶だ。
    毎日放課後ロボット魔法部をやる。
    部員は最初は7人だったが、もう今は12人いる。
    他校で真似しているところもある。
    美空とさくらももちろんいるが、もうすぐ卒業なので離れ離れになるが、みんなロボット魔法をやめないと約束している。
    みんな僕のことを陽太郎先生と呼ぶが、僕は恥ずかしいのでやめて!と言っているがみんな聞かない。
    まあいいか(苦笑)

  • プログラムをかじってたものとして、ニヤリな本でした。
    魔法もプログラムも同じものなのよね!
    魔法もコードを書いていくし、途中で間違えたら起動しない。
    プログラムを走らせたら、中の仕組みなんて見えなくていいから…ホント魔法みたい。
    タイトルの「ロボット魔法部…」もいいけれど、個人的には、「魔法でダンスをロボットと」のフレーズが気に入りました。
    陽太郎達のように、熱心に打ち込めるものを見つけられるって、幸せですね。
    閉じた世界じゃなくて、広がる×可能性のある世界。ワクワクします。
    所々、リアルなスパイスが効いていて、ヒリヒリとしみるけど、くせになりそうな、イヤじゃない感じ。
    陽太郎のこれからを見てみたいなぁと思いました。

  • ロボットを作って大会に出場するところが面白かった。

  • 高学年向け ロボット プログラミング
    今っぽい内容。やたらと男女らしさを持ち出してくるのには閉口するが、ハプニング→コンテストの結果を祈る時には思わず登場人物たちと同じ気持ちになってしまう。読後感はさわやか。ダンスがコマ漫画風に描いてあり、わかりやすい。

  • ゲームとパソコンが大好きな5年生、陽太郎。学校ではこっそりゲーム機を持って行って遊んでいる。でもそれをクラスの凶暴女子・伊丹美空(いたみみそら)に見つかってしまい、先生にチクられた上にゲーム機は没収された。
    美空は陽太郎あゲームばかりするキモいオタクだと言う。それなのに、美空が先生に「返してあげてください」と言いにいくまで、陽太郎のゲーム機は没収されたままになってしまった。

    陽太郎はなんとか美空にゲームやパソコンが「キモいオタク」だけのものでないとわからせようと、でんでんタウン(大阪にある電気街)に行く。そこで人間とロボットのダンス競技に出会った。

    美空とその友達の天然少女・さくらをまきこんで、陽太郎はロボットコンテストに参加する事になった。2月に出会ったロボットダンス。コンテストの関西ブロック大会なは3月26日。やっつけ仕事ではじめてのプログラムに挑む陽太郎たち。さて、どうなる・・・

  •  ゲームが好きな陽太郎(小5)は、同じクラスの美空に「おたく」だと気持ち悪がられる。プログラムを組んでロボットを動かすロボットの競技のことを知った陽太郎は、美空におたくはキモいという考えをあらためてもらおうと考える。美空と美空と仲のよいさくらをさそい、ロボットのダンス競技を見に行き、3人で関西ブロック大会に出たものの…。

  • 休み時間もかくれてゲームをしていたぼく。「凶暴女」美空に見つかって、ゲーム機を先生にとりあげられてしまった。ゲーム機を返してもらう条件は、美空に「おたくはキモくない」と認めさせること。偶然見つけたロボットと人間によるダンス大会に出場し、おたくのすごさを見せつけようとしたら、なんと美空とその友だちさくらも一緒に参加することになって…。ロボット制作プログラミング、ダンスと音楽のアイデア、そして練習とチームワーク。ちょっとやってみたくなる物語。

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著者プロフィール

中松まるは(なかまつ まるは):1963年大阪生まれ。同志社大学卒業。第14回福島正実記念SF童話大賞受賞。受賞作『お手本ロボット51号』(岩﨑書店)でデビュー。『学校クエスト ぼくたちの罪』『ワカンネークエスト わたしたちのストーリー』(童心社)『ロボット魔法部はじめます』(あかね書房)『バード絶体絶命 死を呼ぶメジロの謎』『すすめ!ロボットボーイ』(講談社)など。

「2022年 『ぼくは勇者をたすけたい』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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