いろはのあした (スプラッシュ・ストーリーズ 18)

著者 :
  • あかね書房
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感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (124ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251044181

作品紹介・あらすじ

いろはは、ちょっと気が強い。きょうは弟のにほと、けんか。このあいだは学校の友だちに、思わず見栄をはってしまった。でも、あしたはすこしだけ、ちがう自分になれるのかな…?いろはの、すこしずつ変わっていく毎日を、繊細にあたたかく描く物語です。

感想・レビュー・書評

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  • 何で、いろははどうでもいいことを、怒るのかな〜?とおもった。

  • いろははちょっときつい小3の女の子。弟のにほはおっとりしすぎの小1男子。きつい、とおっとり、は、母の弁。電話でおしゃべりしているのを聞いてしまったいろは。
    ついて来そうなにほを放って、いろはは家出する。でも、にほがちゃんと家に帰ったかと気になって戻ってみて…。
    そんな、いろはとにほの毎日が描かれた連作短編。

    にほとケンカしたり、学校の友達に見栄をはってみたり、絵画教室ではおしとやかな娘さんになってみたり。ちょっと意地悪な友達リコちゃんや、透明人間になりたい男の子の気持ちになったり、幼稚園が一緒だったじゅりちゃんは死んでしまったと噂にきいたり…

    少しづつ成長してゆく姿がリアルでいい。

  • いろはは、小学3年生の女の子。
    例え3年生でも女の子の人間関係は複雑。
    母親が電話で話しているのを聞いてから、いろはは、自分の性格が気になりだして……
    共感できる子は多いんじゃないかな。

  • 子どもの、ちょっとした何かが見えそうです。。。

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    http://www.akaneshobo.co.jp/search/info.php?isbn=9784251044181

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著者プロフィール

1966年生まれ。広島大学教育学部心理学科卒業。『非・バランス』で第36回講談社児童文学新人賞を受賞しデビュー。『Two Trains』で第57回小学館児童出版文化賞、『園芸少年』で第50回日本児童文学者協会賞を受賞。作品に『いいたいことがあります!』『超・ハーモニー』『クマのあたりまえ』『だいじょうぶくん』などがある。

「2022年 『考えたことなかった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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