宿題ロボット、ひろったんですけど (スプラッシュ・ストーリーズ 29)

著者 : トーマス・クリストス もりうちすみこ

• あかね書房 (2017年3月30日発売)

作品紹介・あらすじ

オルビーは宇宙探査用の人型ロボット。一人きりの宇宙への片道切符の旅がいやになり、研究所から逃げ出しました。動けなくなったところを、リヌスにひろわれます。オルビーは、リヌスの宿題からさまざまなピンチまで、あっという間に解決してくれたのですが……。ある日、オルビーが懸賞金付きで捜索されていることを知った泥棒が、オルビーをだまして誘拐してしまいます。リヌスはオルビーを助けることができる!?

感想・レビュー・書評

[ayaponさんの感想 · 2022年5月27日]

研究所を逃げ出したとても賢い宇宙探索ロボットとロボットを拾った少年。泥棒に盗まれたロボットを少年は取り返せるのか？

[となみとしょかんさんの感想 · 2019年2月13日]

この本はロボットがでてくるお話で、そのロボットは頭がよくて、研究所からでたくて、いろいろな手をつかうところがおもしろいです。

[lucy-skyさんの感想 · 2017年6月3日]

オルビーは果てしない宇宙を旅して、惑星を調査するために開発された超高性能ロボット。
だけど肝心のオルビーはたった一人で宇宙空間を何百年も旅するなんてまっぴらごめんと研究所を逃げ出す。

[れもんさんの感想 · 2017年5月16日]

宇宙探査のために開発された世界一頭のいいロボットのオルビーは、ひとりぼっちで宇宙に打ち上げられて一生もどってこれないことを嘆いて、研究所を脱走した。

エネルギーがきれそうになって逃げ込んだところが、リヌスの自転車置き場だった。
学校から帰ったリヌスがオルビーを見つけ、充電をしてやると、オルビーはリヌスに何でもお役に立ちますよと言った。

リヌスが苦手な宿題と部屋の掃除をたのんだら、オルビーはあっという間に片付けてくれた。
でも、ロボットにやってもらったなんてことが先生やママにばれたら大変なことになるので、オルビーのことは隠し通さなければならなかった。