やなせたかし: 愛と勇気を子どもたちに (伝記を読もう 3)

著者 :
  • あかね書房
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本棚登録 : 63
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  • Amazon.co.jp ・本 (141ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251046031

作品紹介・あらすじ

まんがに、絵本に、詩に、音楽に…。絵本やアニメになった「アンパンマン」、みんなに知られる童謡「手のひらを太陽に」など、たくさんの作品の作者・やなせたかしは、多くの仕事で人々を喜ばせてくれました。でもその人生は、出会いと別れのくりかえしだったのです。作品に家族のこと、戦争のこと、やなせたかしの悲しみと喜びの人生を紹介します。

感想・レビュー・書評

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  • 「まんがに、絵本に、詩に、音楽に…。絵本やアニメになった「アンパンマン」、みんなに知られる童謡「手のひらを太陽に」など、たくさんの作品の作者・やなせたかしは、多くの仕事で人々を喜ばせてくれました。でもその人生は、出会いと別れのくりかえしだったのです。作品に家族のこと、戦争のこと、やなせたかしの悲しみと喜びの人生を紹介します。」

  • 「アンパンマン」を生んだやなせたかしの一生

    やなせたかしさんが生み出した「アンパンマン」。それは、やなせさんが戦争中に思い浮かべた「本物の正義の味方」を描いたものだった。夢に燃え、感謝とユーモアをいつも忘れないやなせたかしさんの一生を描く。つらいことがあっても明るく前向きに生きるやなせさんの姿に、元気と勇気がわいてきます。

    「ぼくが『アンパンマン』の中でかこうとしたのは、分けあたえることで飢えはなくせるということと、いやな相手でもいっしょに暮らすことはできるということです。」

  • 高知県人にとって、大恩人であり愛すべき人であるやなせ先生。温かくて懐の深い方だったんだろうな、と知ることができました。愛する人との縁が薄いからこそ、その人柄になったのかな、と思いました。

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著者プロフィール

1954年生まれ。大阪府立泉陽高等学校卒。和歌山大学経済学部卒。編集者・ライター・京都精華大学客員教授。(社)日本漫画家協会、日本SF作家クラブ会員。『マンガ産業論』(筑摩書房 2004年)で、日本児童文学学会賞奨励賞、日本出版学会奨励賞、『謎のマンガ家酒井七馬伝』(筑摩書房 2007年)で、日本漫画家協会特別賞を受賞。

「2014年 『再び大阪が まんが大国に甦る日』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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