荻野吟子: 日本で初めての女性医師 (伝記を読もう 7)

著者 :
  • あかね書房
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感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (149ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251046079

作品紹介・あらすじ

荻野吟子は、子どものころから、学ぶことが大すきで、とても優秀でした。でも、まだ女の人の地位が低かった時代、学ぶ場や権利はなかったのです。そんな時代に、吟子は医師をめざし、努力の末、道をきりひらいていき、とうとう日本で最初の女性医師となりました。いったいなにが、吟子をつき動かしたのでしょう。吟子の不屈の精神と努力の日々、そして成し得たことは、今の私たちの生活につながるものです。

感想・レビュー・書評

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  • 「荻野吟子は、子どものころから、学ぶことが大すきで、とても優秀でした。でも、まだ女の人の地位が低かった時代、学ぶ場や権利はなかったのです。そんな時代に、吟子は医師をめざし、努力の末、道をきりひらいていき、とうとう日本で最初の女性医師となりました。いったいなにが、吟子をつき動かしたのでしょう。吟子の不屈の精神と努力の日々、そして成し得たことは、今の私たちの生活につながるものです。」

  • おぎのぎんこさんは、日本で初めての女性医師。女の人というだけで、勉強をさせてもらえなかったり、医師免許をなかなかもらえなかったりして、かわいそうだと思った。
    でも、すごく、がんばりにがんばって、お医者さんになった。自分の手術で、大変だ、女のお医者さんが必要だと考えたから、がんばった。すごくかっこいい。
    ぎんこさんは、「初めて」の人だから、なにもやり方がわからなかった。ぼくは、やり方がわからないと、おこったりむくれたりしてしまうけど、ぎんこさんみたいにがんばりたい。
    ぎんこさんに続く女性医師も出てきてよかった。(小4)

  • 絵じゃなくて字の伝記だからどうかな

  • 江戸から明治、女性に参政権もない時代。
    医師になり病に苦しむ女性たちを助けたい。
    学問に励み、世間の無理解に耐え、理解者に支えられ…。
    真に波瀾万丈。
    解説に関係者や所縁の場所、記念館、年表あり。

  • 幕末に生まれ、ある事情で日本最初の女性医師をこころざし
    自身の努力とまわりの人のたすけにより夢をかなえて生き抜いた吟子

    生涯をコンパクトにまとめた「伝記を読もう」シリーズの一冊

    やなせたかし、まど・みちお、ちわさきちひろ、荻野吟子...
    既刊10巻の人選にあかね書房編集部の意思を思う

    著者と親交のある河野睦美さんが贈ってくださった本

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著者プロフィール

【刊行時】
大阪大学、関西大学、大阪市立大学非常勤講師

「2008年 『授業づくりハンドブック ロシア語』 で使われていた紹介文から引用しています。」

加藤純子の作品

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