かおるのたからもの (日本の創作児童文学選)

著者 :
  • あかね書房
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本棚登録 : 53
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (134ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251063793

感想・レビュー・書評

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  • 子供の頃に体験して覚えていることだが、完璧で隙のない絵より、少しくらい余裕のある絵の方が、子どもには受け入れやすい。大人になると、どれだけ洗練されているかにすり変わってしまうのだけど…。
    この本の登場人物たちは、わだかまりなく過ごすことが難しかった子達だ。けれど、終わりは爽やかである。

  • 杉田くんからかりた大切な本に、弟が落書きをしてしまい困り果てるかおる。何がどう宝物なのかは本人にしかわからない。自分だけで大切にすればいい。本をくれたおじさんの言葉がささるなあ。自分で考えて自分で行動すること。

  • 自分の問題は、自分で解決しなくてはならない…

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著者プロフィール

征矢清 1935~2008年。長野県に生まれる。早稲田大学第二文学部露文科卒業。絵本に『はっぱのおうち』『おおきくなりたい こりすの もぐ』、童話に『やまぐにほいくえん』(以上、福音館書店)『かおるのたからもの』(あかね書房)『ガラスのうま』(偕成社・新美南吉児童文学賞、野間児童文芸賞)などがある。

「2017年 『ひよこさん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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