恐怖の黒いカーテン (推理・探偵傑作シリーズ 3)

著者 : ウィリアム・アイリッシュ 福島正実

• あかね書房 (1973年1月1日発売)

感想・レビュー・書評

[seikouudokuさんの感想 · 2005年4月5日]

理屈抜きに面白い。推理小説と言うよりも、心理小説的な趣。

[原ねずみさんの感想 · 2023年12月24日]

主人公の男性はある日、街中で事故に遇います。気を失い、意識を取り戻すとそこは見知らぬ街で自分の帽子にも見知らぬイニシャルが…。その後男性は自分の3年間の記憶がぽっかりなくなっていることに気づきます。
やがて男性を追う謎の男が現れます。一体3年の間に何があったのでしょうか…。

ウィリアム・アイリッシュは前にも一作読んだことがあるんですけど、なんというか、あまり私好みでもないな…と思ってたのですが、これはわりと面白かったです。
が！ 私がいいなと思ったところが、この、子ども向け用バージョンの改変であるということを読後に知り…うーん…。でもまあこの本は面白かったです。