ねこのピカリとまどのほし

著者 :
  • あかね書房
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本棚登録 : 95
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (1ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784251098504

作品紹介・あらすじ

トントンニャーオ、おなかへったよ。いれとくれ。まどにともるあかりはそらのほしみたい。ねこのピカリは、あたたかいまどのほしをみつけられるでしょうか?-。

感想・レビュー・書評

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  • リズムがあって読みやすい。
    お腹を空かせたネコちゃんが居場所を探すのですが、家族が見つかると、心底ホッとします。

    窓のあたたかい光は、未来の希望。
    希望の星に向かって、今日もみんなが帰ってきます。
    すべての子どもに、まどのほしを。

  • 「手から手へ・11、3、2011震災後のメッセージ」展 参加者

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    「そろそろ晩ご飯の時間。おなかをすかせた猫のピカリは、家々を訪ねあるきますが…。優しさがいっぱいつまった、あたたかいおはなし。」

    kapikapi 絵本作家 市居みか の日々あれこれ
    http://www.geocities.jp/ichiipk/

  • まどの明かりをほしって言うところが、子供は分からなかったみたいだけど、ねこがお腹を空かせて最後には素敵な居場所を見つけるお話を気に入ったらしい。

  • おなかをすかせたねこのピカリが食物探して、あたたかいまどの星を見つけるまでの話。

  • お魚のお家にたどり着くまで,いろんなお家を訪ねる.思わず自分が食べられそうになったり,,力のある絵に引き込まれます.

  • ピカリを食べようとする魔女?鬼?の迫力あるドアップよりも、みんな同じ顔ファミリーや部屋いっぱいぎちぎちに詰まってる大きな人が軽くホラーだったなぁ。そんなちょいヒヤリの先にほんわか温もる結末が待ち受ける。
    読み聞かせもしやすくて、「あったかい あったかい まどのほし」の結びの言葉が胸に染み込んで、裏表紙の窓の幸せが一際光って見えた。お話も絵も独特の雰囲気があって好み。
    2歳1ヶ月の息子はノーリアクションの割に読み聞かせというと持ってくる。密かに気に入ってるのかw

  • 夜のポップ。
    ねこのスキップ。

  • 2011年10月13日

  • カラーの版画かな。

    お腹の空いたピカリがごはんを求めてさ迷う。
    同じ顔じゃないと家には入れないよ、という家が怖かった。
    みんなムンクみたいな同じ顔…。

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著者プロフィール

兵庫県生まれ。主な絵本作品に『ろうそくいっぽん』(小峰書店)、『ねこのピカリとまどのほし』(あかね書房)、『ぼくだってトカゲ』(文研出版)、『弾(ひ)きがえる』(くるしま童話名作選、子どもの未来社)など多数。滋賀県の山あいの町で、夫、息子、猫のラムネと在住。

「2022年 『かっぱのふうちゃん』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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