流水家の食卓: インド式のススメ (akita essay collection)

著者 : 流水りんこ

• 秋田書店 (2010年5月1日発売)

感想・レビュー・書評

[oto0620さんの感想 · 2016年1月26日]

『インド夫婦茶碗』の著者による、食エッセイコミック。


“インド人のダンナ様を持つ多忙な漫画家・流水りんこ。その食卓事情とは???
カレー三昧な夫と、料理苦手な妻。子供たちの偏食も重なって、流水家の食卓は大ピンチ!!
インドの麺料理、チベットの忘れられない料理、機内食あれこれ、お弁当技、インドな野菜、秘技!!究極サラダ、謎の隠し味、等々、おもしろエッセイ満載!!”―帯より。

　vol.01　インド人参上！
　vol.02　家庭内破壊者！
　vol.03　スウィーティー・デイズ
　vol.04　アン・ピースフル・ナイト
　vol.05　長男の幸福はどこにある
　vol.06　偏食ガラパゴス
　vol.07　子供の朝食
　vol.08　精進 or Not 精進
　vol.09　料理の達人
　vol.10　究極サラダ
　vol.11　家庭内インド文化
　vol.12　インドの麺
　vol.13　お弁当の達人
　vol.14　カレーの達人
　vol.15　パヤサム!!
　vol.16　レパートリー…
　vol.17　カイパッキャ!!
　vol.18　オススメ!!外国人おもてなし料理
　vol.19　夏休みのご飯
　vol.20　職場のグルメ
　vol.21　チベットの忘れ得ぬ味
　vol.22　機内食
　vol.23　インド的披露宴料理
　vol.24　流水家的食卓
　vol.25　謎の隠し味
　vol.26　おふくろの味は愛の味
　vol.27　インドな野菜
　あとがき


著者は極端な偏食とのこと。数年前までカレーも作ったことなかったとか…。
でも、インド人のダンナ様が作る数々の本格インドカレーは、どれも食べてみたい、究極サラダもぜひ一度作ってみたい。

外国人のおもてなしメニュー…昔実家で、母がアメリカから来た友人に馬刺出したら、箸付けなかったのを思い出しましたわ。

全ページカラーってのも、ちょっと贅沢。
難点を言えば…著者が食にこだわりがないせいか、食エッセイなのに、食べ物があまり美味しそうに見えないところが残念。

[chirumegastarさんの感想 · 2012年10月28日]

古本屋で「流水家の食卓」を見つけた。読んで分かったんだが流水りん子がバナラシでの披露宴の際に飲まされた震えが来るほど甘い飲み物って実はパヤサムだったんだ。パヤサムには粘りっけある日本米が合うという情報はほんとなら有益。

[mizuhitoさんの感想 · 2010年7月11日]

南インド料理が食べたくなる！
サッシーのお店探して行っちゃおうかしら、とか（笑）
食べものの絵が、ほんとにリアルで凄いです。
・・・南インド料理以外のものも食べたくなります（笑）

著者プロフィール

196X年４月東京生まれ。漫画家歴30年以上。インドに魅せられ、渡印すること数知れず。その旅のさなかに知り合った南インド・ケララ州出身のサッシーさんと結婚し、２児に恵まれる。サッシーさんとの日常や子育てを描いた『インド夫婦茶碗』は20巻を超えるビッグヒットに。

「2018年 『流水りんこのインド占星術は深いぞ~！』 で使われていた紹介文から引用しています。」