あなたが選ぶブラック・ジャックBest 40: 手塚治虫「ブラック・ジャック」40周年アニバ-サリ-! (少年チャンピオン・コミックスエクストラ)

著者 : 手塚治虫

• 秋田書店 (2013年11月8日発売)

感想・レビュー・書評

[おーい粗茶さんの感想 · 2023年11月5日]

上位にランキングされているエピソードは、ピノコ、ドクター・キリコ、本間丈太郎、如月恵とＢＪが絡むエピソードが多い。おそらくこれらの脇役が絡むエピソードは、金の亡者でモグリの天才外科医というＢＪの基本設定の対局にある、ＢＪの素の姿や本心を引き出して見せるからだろう。久しぶりに再読してわずか２０数ページの中に描かれるドラマの面白さと深みに改めて驚く。絵はアシスタントら複数で描いたとしてもこれらの話を一人の人間が生み出していたことは驚異以外の何物でもない。世界中どこを探してもこんなストーリーメーカーは存在しないような気がする。こういうランキングではどちらかといえば選ばれにくいエンタメに振り切った作品も読み返してみたくなった。

[ykikuchiさんの感想 · 2018年10月28日]

"ビブリア古書堂の最新作に登場した手塚治虫さんの代表作の一つ「ブラックジャック」。今まで読んだことが無かったので、購入してみた。
傑作集ということもあるのだろうが、確かに読み継がれるべき作品だ。
幻のお話もあるというのだが、読破したくなった。"

[vicyuriさんの感想 · 2013年11月13日]

不覚にも人生という名のSLは覚えてなかった。
ほかの作品に関しては、一晩語り明かしたい。

[真朱薫さんの感想 · 2013年11月11日]

タイトルに偽りあり(笑)ベスト40とありながら、作品は20しか載っていない。あとの20は紹介文だけ。
BJをなんとなくしか知らないので、手に取ってみたが、さすがでした。

著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」