バビル2世ザ・リタ-ナ- (4) (ヤングチャンピオンコミックス)

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  • Amazon.co.jp ・マンガ (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253148887

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  • 近代兵器の前に、辛くも勝利を収めはしたものの、傷ついたバビル2世とそのしもべたち。

    ようやく、自らの住み処へと戻ってきます。

    そう、伝説の、バベルの塔へ。

    ここでうんちく。

    本来、この物語は、旧約聖書にあるバベルの塔の伝説をモティーフに、「もし、バベルの塔が実は宇宙人が、故郷に帰ろうとして作った建造物であったならば」というところが発端になっています。

    ところが、このマンガの主役の名前は、「バビル2世」。

    「ベ」じゃなくて、「ビ」なのです。

    これは、その昔地球にやって来て、故郷に帰ることができなくなった宇宙人の名前が、「バビル」であるためです。

    なので、正確には、バビルさんが作った、バベルの塔。

    「ベ」と「ビ」が混在しているかのようにも思われますが、まちがいじゃありません。

    ところが。

    原作では確かに、バビルとバベルを区別していたのですが、その昔にアニメ化された際には、おそらく、この微妙な音の違いが、子どもにとって不親切だろうと言うことで、バベルの塔改め、バビルの塔になったのです。(主題歌を聴けば、確認できます)

    バビル2世OP
    http://www.youtube.com/watch?v=4pytlIS6PHk&feature=share

    統一されて、どちらも「バビル」になれば、こんがらがることもないし、旧約聖書をバイブルとする宗教がらみの問題も回避できるので、一石二鳥だったのではないかと推察。

    さて、そんなバベルの塔から、次なる戦場は、宇宙人がいると言われる、エリア51。

    バビル2世の本当の敵はいったい何者か?

    大きな謎が一段落し、次巻より、いよいよ本格的な戦闘が、始まる。

  • コミック

  • V号! バベルカー! 衛星落下! 巧みに現代化しながら原作の設定を拾っていくのがたまらない。1対3千という強烈な数のハッタリが気持ちいい。

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著者プロフィール

ロングセラー「三国志」をはじめ、「水滸伝」「項羽と劉邦」「殷周伝説」(いずれも小社刊)をはじめ、著書多数。

「2019年 『カジュアルワイド 三国志 6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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