Z (1) (プリンセスコミックスデラックス)

著者 : 青池保子

• 秋田書店 (1999年12月16日発売)

感想・レビュー・書評

[lyomiさんの感想 · 2009年9月3日]

2009.09.02よみ返したよ

ツェット君(みんなに)かわいがられすぎ
ツェット君(少佐に)かまわれすぎ
そんなツェット君に嫉妬する「エロイカより愛をこめて」スピンオフ作品
嫉妬しつつも美女に弱いツェット君がすきだ
きさまーっ
ってどなられたい

[まつこさんの感想 · 2009年2月15日]

全2巻。『エロイカより愛をこめて』外伝。同盟国の諜報機関同士の縄張り争いや策謀など、本編ではあまり描かれない諜報活動の暗黒面を描くシリアススパイアクション。

[れいレイさんの感想 · 2008年10月7日]

ペーペーのZ。
少佐に怒られながらも頑張っています☆☆☆

[哉斗さんの感想 · 2006年8月26日]

「エロイカより愛をこめて」に出てくる少佐の部下、Ｚ君が主人公のお話。強い子よい子元気の子（笑）

[あめぇばさんの感想 · 2006年3月8日]

「エロイカより愛をこめて」の姉妹作、Ｚ。コメディのエロイカとは違い、シリアス風味のこの作品は、ＮＡＴＯ情報部の新しい一面を見せてくれます。若いエージェントの成長を描いた、スパイの物語。

[山葵さんの感想 · 2005年12月5日]

１，２同時にレビュー。

「エロイカより愛を込めて」の姉妹編。
上記のエロイカ〜では、NATOの少佐「鉄のクラウス」のAからZまでいる部下のうち、もっともペーペーのZが主人公として描かれているお話。

私はもともと青池さんがとてつもなく好きでたまらないのだ。初めてみたときは、昔の少女漫画という絵柄がどうにも気持ち悪かったのだが、それがどーして、出てくるのはおじさんばっかり、背景は東西ドイツが存在した冷戦時代。
情報部員が世界各国で暗躍するお話だ。一応は少女漫画のジャンルに入るのだろうが、背景の建物や車、戦闘機、バイク・・・そんなものがしっかり描き込まれている。
どちらかといえば笑える要素が多いエロイカ〜とは多少距離を置いて、まだまだ新人の部下Zが情報部員としての厳しさを経験するという内容になっているため、多少シリアス。

失敗を重ねながら任務をどうにかこなしていく部下Zと怒鳴りつける少佐。でも最後はいつも少佐が不機嫌な顔で現れて、Zは少佐の下に帰っていく。
とりあえず、サイコーです。

著者プロフィール

漫画家。1976年から連載開始した『エロイカより愛をこめて』で爆発的な人気を得る。1991年、日本漫画家協会賞優秀賞受賞。『エル・アルコン－鷹－』『アルカサル－王城－』は宝塚歌劇団で舞台化もされた。

「2022年 『総特集　青池保子』 で使われていた紹介文から引用しています。」