幕末ガ-ル~ドクトル☆おイネ物語~ (秋田レディースコミックスデラックス)

著者 : 黒沢明世 横内謙介

• 秋田書店 (2013年4月16日発売)

感想・レビュー・書評

[siikoさんの感想 · 2018年10月12日]

ジャケ買い。坊っちゃん劇場で上演されたミュージカルが原作。シーボルトの愛人がおタキさん、というのは聞いたことあったけど、その娘が産科女医で、西予市に所縁があるのは知らなかった。このミュージカル観たいなぁ。

[ホトケさんの感想 · 2014年5月14日]

元はミュージカルだとか。
シーボルト館には行ったが娘さんの境遇に応援したくなる。ちゃんとタダも結婚しているあたり親心を感じるし、いつも軽蔑していた母親の逞しさに共感するあたりが好き。

[なぎさんの感想 · 2013年11月15日]

　愛媛県東温市の『坊っちゃん劇場』で人気を博したミュージカル「幕末ガール　ドクトル★おイネ物語」がついにまんがに！シーボルトの娘として生まれながら、異国の容貌が仇となり苦悩、やがて産科医となった楠本イネの生涯を描く。

　吉村昭さんの「ふぉん・しいほるとの娘」には、なかなか手が出せず、つい、こちらを。とはいえ、なかなか興味深く読みました。時代はまさに、幕末、女性でも生きづらいのに、青い眼という容姿で生きることがどんなに困難だったか……。
　「幕末ガール」見たかったなぁ。

[mieronさんの感想 · 2013年6月11日]

シーボルトの娘イネの生涯を描いたミュージカルをコミック化したもの。
女であること、人と違う外見であることを乗り越えて生きてきた、産科女医のたくましいこと！

家族とのイザコザも、ほんの少しのロマンスもあり、波乱万丈な人生は読み応えがありました。