サチのお寺ごはん(3): A.L.C.DX

  • 秋田書店
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本棚登録 : 152
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (150ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253159630

感想・レビュー・書評

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  • 自分だったらこの上司は耐えられそうに無いな…

  • 回を追う事に、幸が成長していく気がします。

  • 強烈お父さん登場!っていった感じでした。サチはどんどん成長していって綺麗になっていきますね。

  • たけのこくいてぇ

  • 「一日一生」、「三毒」などを
    精進料理と一緒に知ることが出来る。

    アスパラご飯か…美味しそう。

  • お父さん登場がちょっとよかった

  • あくまで、私個人の感覚だが、この『サチのお寺ごはん』、男の読み手は物足りなさを感じてしまうかも知れない
    作中で作られる料理は精進料理ではあるが、ボリュームはあるし、味も最高だろう。なので、この「食べ物」って点に関しては、男の読み手も満足感をしっかりと覚えられるだろう
    問題は、ストーリーだろうな
    主人公の臼井幸がOLなので、会社員ならいいけど、他の職業に就いている男の漫画読みだと、彼女が仕事やプライベートで抱えている大小の悩みに対し、親近感を持ちづらいだろう
    そもそも、男と女、性別の時点で生じる悩みは異なってくる
    もちろん、男の抱えている悩みの方がエラい、なんてふざけた事を抜かす気はない
    皆が皆、大変なのだから、自分だけ世界で一番の不幸だ、と嘆きを口に出していいのは学生までだ。成人ないしは社会に出たら、悩みは周りに相談してもいいいし、多少の愚痴もこぼしていいが、不幸自慢だけはしちゃいけない
    とは言え、仏の教えは男女どちらにも通じる
    幸の悩みには共感できずとも、この『サチのお寺ごはん』を読んでいれば、身近な女性の相談に乗る際の手助けとなるだろう
    この『サチのお寺ごはん』の面白さは、やはり、キャラクターにある
    ヒロインである幸、源導さん、小木さん、唐丸くん、彼ら全員が人間らしいのだ
    心に苦痛を感じている他者に、癒しとなるコトバを諭す源導さんも、一皮を剥けば、父との関係がギクシャクしている一人の息子で、反抗をしつつも、より良い関係を築こうと努力している、どこにでもいる青年だ
    そんな「ありふれた普通」が誇張なく描かれているからこそ、話の内容がすんなり入ってきて、読めば読むほど、面白さにハマっていける
    精進料理と聞くと、つい身構えてしまい、家で作るのが難しい、と思ってしまう。実際、私にも、そういうイメージはあった
    けれども、この『サチのお寺ごはん』では、家庭でも作る事が可能なメニューを紹介してくれており、新たな発見となった
    肉もいいけど、その美味しさを感じるためにも、たまには肉食から距離を置き、体の中を綺麗にする食事もしていこう
    この(3)の中で選ぶなら、「食事」は、第18話「幸せのさじ加減」で作られる、長芋と胡瓜の加減酢、だ。作るのは多少、時間がかかりそうだけど、その分、美味しさは一入だろうな。長芋と胡瓜の旬になったら、ぜひ、挑戦しよう
    「ストーリー」なら、先にも書いた通り、源導さんの特別じゃない一面が視る事が出来た、第14話「春の知らせ」だ。いくつになっても、どんな家庭でも、父と息子の関係ってのは大して変わらんな
    この台詞を引用に選んだのは、グサッと来たので。優しいストーリーの中だからこそ、名言の厳しさは生きるのだろう。怒り、は生きる上で必要だ。『双亡亭壊すべし』を読むと、しみじみ思う。でも、コントロールできない怒りが自分の心を蝕む毒に成る事を忘れちゃいけない。喜怒哀楽の中で、最も取り扱いを注意せねばならぬのは、怒りだろう。怒っていては、大切な事が見えてこない。愚かな人になりたくないもんだな、うん

  • 掲載内容のレシピが春夏もので、この時期だと旬まであと半年待たなきゃいけないのがなんとも(笑)アスパラご飯食べてみたいな。

  • 周囲の転職や結婚で焦ってみたり、仕事をしてくれない上司に怒ってみたり。若いなぁ。周りに流される必要ないよって言ってあげたい。真実が見えていない愚かさ…きっと自分にも多くある。 なすのへたもアスパラの皮と根元も使えるんだ。今まで捨ててたよ。

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