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- / ISBN・EAN: 9784253159647
感想・レビュー・書評
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ようやく、有村さんへの想いを告げたのに、彼女がいたのはショックかも。
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小木さんを彼女から奪う方法を源導さんに聞きに来た子の話から。
すごいことを聞きに来るな。
てゆうか人に頼ってるくせになんでキレ気味なの…
サチも有村と知り合って1年近く経ってるくせに3回しか会ってない時点でナイわ。
しかも男から言わせたい割に何も仕掛けてないし。
本当に待ってるだけ。期待してるだけ。
唐丸くんのお陰でさっさとフラれてよかったと思います。
新しい恋はどんな風になるのかなー -
毎回美味しそうなお料理が出てきて、飯テロだなって感じです。
どんな風に物語がすすむのか楽しみです。 -
女性向けのストーリーの深さ、この一点では他を寄せ付けないトコがある
仏教や精進料理がテーマに深く関わっているけど、あくまで、それは全体の良さを構築する一つのパーツなので、難しそうだ、と敬遠せずに読んでほしい食系漫画である、と改めて言いたくなった
この(4)を読んで、しみじみと思った
人間、幸福を掴むのは難しいなぁ。特に、恋愛関係となると
何を言ってるんだ、と呆れられそうだが、ほんと、この(4)を読むと、しんみりしちゃう
幸せになりたい、と願うのは悪い事じゃない。願望を成就するために、努力を惜しまないのは、むしろ良い事だ
けど、人生は、自分の思い通りになってくれない事ばかりだ。頑張っても報われぬ時は、どうしたってある。成功した者は須らく努力している、それもまた、心の支えになるけれども、本当に?と不安になるショックが、人生にはある
でも、人間として成長するには、このショックが必要なんだよな、とも考える余裕を、この『サチのお寺ごはん』は作ってくれる
仏教が一番に優れている宗教、とは微塵も思わないが、ショックから立ち直りたい時は、仏の教えが最も、日本人の感性には沿うのかもなァ・・・
不幸になったから、今度は幸せを掴める、そんな風に巧く行かないのも人生。けど、人間ってのは負け続けでいない生き物だ。敗北、失敗、挫折を受け入れ、そこから学び、次に活かす、それが成長だ
自分は不幸だ、と嘆いている内は、自分の傍にいてくれる人の優しさには気付けず、サイズは小さくとも、確かな幸福が転がっている事も見過ごしてしまうんじゃないだろうか
まぁ、誰にだって幸福になる権利があるとは言え、誰かの不幸の上に成り立てた幸福は長続きはせず、崩れた時、より大きな災難に見舞われる事を覚悟しておいた方がいい。幸せになりたいなら、自分の足元を均し、高さに見合った足場を地道に組み、一つずつ積み上げていくしかない
結局、人間ってのは食事で、「前向きに生きよう」って気持ちを取り戻せるんだな、とサチを見て感じた。確かに、サチの身に降りかかったアレは同情するレベルだ。慰めの言葉も、さすがに思いつかない。でも、傷ついたからこそ得た物もあったんじゃないだろうか・・・・・・そう、自分に言い聞かせないことには、やっちゃいられない
人間的に成長するチャンスを得たサチ、果たして、彼女は次巻で、どんな幸せの種を見つけるんだろう
サチの行く末も気になるとこだが、その点と同じくらい、源導の変化にも注目したいし、小木さんの恋人も気になる。良くも悪くも若さがある唐丸くんが、どんな壁にぶつかるか、も楽しみだ
どの回も好感が持てるものばかりだったが、個人的に推したいのは、第21話「心休め」だ。サチが、これまでの努力の成果をお母さんに見せる、ある意味、総集編みたいな感じが良い。子供ほどは一気に変わらないけど、大人は大人で、自分なりのペースで成長していけばいい
この台詞を引用に選んだのは、やっぱり、深いなぁ、と感じたので。心が荒んでいる時に言われると、「綺麗事だろ」と反発したくなっちゃうだろう。けど、人間は、そういう綺麗事を信じなきゃ、生きていられない。一人前の定義は色々だろうけど、人との出逢い、心に生じた喜怒哀楽、それらを心の糧にするように出来たら、ちょっとは周りから一目を置かれるようになる。まぁ、誰かに認められたいって野心で背伸びしすぎると、足を挫くのがオチだったりするが。ホント、人生は儘ならん。でも、面白い。まだ、もうしばらくは楽しもう -
中布さんには全く共感できないし、友達がこんなこと言い始めたら引くわ〜だって諭しても私は違うもんとか逆ギレしそうやない?これがうまくいったのは源導さんだからこそよね。おいなりさんは三方切るの?と不思議に思ったら巻きずしみたいにするのね。そんなおいなりさん初めて見たな。さっちゃん、残念ながら恋には進展しなかったけど、でもでも近くにいい人いるじゃない?お母さんの誤解は本当になる!?!?