- Amazon.co.jp ・本 (306ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253169929
感想・レビュー・書評
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今回は切ないお話が多かった。
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あ~~~~オオカミ少年とか白いライオンとかあったな…そんなエピソード…
ゲラの話は切ないね…
ブラックジャック先生の黒男少年時代エピソードはだいたい切ない… -
手塚治虫作品の中で、かなり有名な作品。
一読はしておかねばと思い、読了。 -
植物状態だと思われていた人が呼吸数でメッセージを伝えていた話、病院に入院していたら急に周りの人がよそよそしくなりインベーダーにすり替わったのだと思う少年の話、鬼子母神の話、復讐すべき相手のがん治療をする話、PKの話、身体から悪いところだけを取り出せる超能力を持つ人の話、熊を追って重症を負った男とその妹の話、亡霊の手術を依頼されたが本当に当人が病気だった話、学園祭荒らしの男が心筋梗塞を起こす話、ゲラというブラック・ジャックの学生の頃の友人の話。
病気で余命わずかだということを隠されている状態を「インベーダーがすり替わった」と思い込むのは子供らしい。
子供だからと言って本当のことを伝えないのも違うだろうと、今の感覚なら思うけど、昔は言わない方が良しとされてたんだろうなぁ。
言えないお母さんがとても辛そうでした。
最後のお母さんの手を掴んで「ぼくは死なないぞ‼︎」というシーンが良かったです。
ブラック・ジャックが探していた復讐する相手が病で死にかかってるとは。
復讐のチャンスもロクに与えられない、不幸な男だなぁ。。
なんともやりきれない気持ちになりました。
脊髄損傷をそのままにされ、サイコキネティックな力を使う少年の話もなんとも後味の悪い話でした。
あの親はなんなんだ。
毒親ってやつなのか。
可愛がるならちゃんと治療しろよ。
肝心なところで信じる対象を間違える、「バカな親」と言われていたけど、そういう人もいるんだなと思います。
やさぐれる少年を言い聞かせるピノコがめっちゃ頼もしかったです。 -
【再読】
「医者はな ときには患者のためなら 悪魔にでもなることがあるんだぜ!」
12巻、めちゃめちゃバランスのとれた素晴らしい巻だと思います。他の巻と比べてもSF色が強い話が多く、皮肉もあってクスッと笑ってしまう一方で、気を抜くとウルっときてしまう話もはさまれている。改めてブラックジャックが広く人気な理由が分かる、そんな巻でした! 「笑い上戸」とか、本当に泣きそうになってしまった…。
(特に好きなお話3つ)←ほんとにいい巻だから4つにします(笑)
『侵略者』
『クマ』
『帰ってきたあいつ』
『笑い上戸』 -
頭蓋骨陥没著しく前頭葉上部がかなり欠損しておる…そのかわり視床下部の異常な増大が見られますね 死ぬ人間にははっきりと死ぬという事を言っとく主義だその方が残りの人生を有効に使える 自殺するような患者は治ったって気が弱くて生き甲斐なんか持たん奴さ! 嗚呼…お母さんの手だあったかい…ほんとのお母さんの手…行っちまえインベーダーめ‼︎僕は死なないぞ‼︎ アンゴラ かんとん嵌頓ヘルニア ゴルゴザウルス 鬼子母神の息子 サイキックPK 子宮外妊娠 無頭児 大脳を全く欠いた赤ん坊 カエルみたいな脳味噌のない子 お前さんの能力が神懸かりだって事は良く解ったよだが医者はな患者の為なら悪魔にもなることがあるんだぜ! お慰みだがね カッコよく死んでたかい? 間黒男 なァ動物は泣くとか怒るとかはできるけど…笑うことだけはできないんだってさ笑は人間だけが持ってる感情だってさ 先生の手術のおかげで笑えたのです… 医師というもう一人の自分が、自分自身の過去の物語に巡り合うという、げんがい言外の含みを持つ作品であったということができるのだ。 竹内オサム
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命をまっとうするというのは、できるだけ長く生きることではなく、自分の思いをできるだけぶつけて本気で生きることという哲学が漫画のなかに垣間見れる
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何故かこの巻までしか買っていないらしい、当方のご主人様は。ここまで来て放り出すのは何故?まぁ一話完結ものだから、その気持ちも分からんではないが。
手塚先生ご存命であれば、今をどのように見て、マンガを描くんだろう?知りたいような知りたくないような、彼の国でも社会通念なるものは通用しないということが明らかになった今日この頃。 -
超常現象というか、あまりにも現実離れしすぎてる…
医療マンガらしさが消えていくのが残念。
黒男の復讐対象はあと3人!