七色いんこ (4) (秋田文庫 1-60)

著者 :
  • 秋田書店
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本棚登録 : 242
感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (305ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253173407

感想・レビュー・書評

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  • 試しに全巻買いして読了。
    他の手塚治虫作品と比べると、このシリーズは全体的にどことなく地道な感じてしまった。
    ※ 星の数も含めてあくまで個人的な評価です。

  • 演劇が題材の面白さ、よりある程度連載が進んで各キャラが立ってきたところで徹底的にイジろう、の雰囲気が強い。

  • いしかわじゅん先生と吾妻ひでお先生のラヴラヴな関係の前に、「彼女」の名前がなんとも。

  • この巻収録の短編は質の良い良品が集まっている。
    思い返すと七色いんこの魅力は幕間と玉サブローに集約されている気が。特に幕間のときの幽霊たちは、いんこの罪悪感の表出である。いんこは弱い。キザで軽薄で、精神も強くない。それでいて頑固で、自分の罪悪を認めない、どこまでも孤独な主人公に見える。でも不思議と魅力的。更にお節介焼きの人情家でもある。そう、属性がありすぎて何だかわからんキャラとも言える。
    七色いんこは、いんこがかっこいい話は物足りない。
    また泥棒も詐欺も結構失敗する。だから主人公としては異例で、毎回ドキドキさせられて新鮮。変な漫画ではある。

  • 千里刑事の出番がちょっと少ないのが残念です。
    インコが初めのころより段々とかっこわるくなってきていますが、それはそれでおもしろいのです。

  • 相変わらず千里刑事の出番がちょっと少ないです。
    むしろ玉サブローの活躍のほうが目立っていますね。
    インコが三枚目な部分も多いけどかえってその方がおもしろいから不思議です。

  • 尊敬する元上司、田中氏より1年ほど前に譲り受けた『七色いんこ』。ただし4巻と5巻のみ(汗)この本も、なんと言うかブラックジャック系のお話で、悪そうだけどすごい力を持つ主人公が実は良い人、見たいなお話。もちろん本作品の主人公:いんこもかっこいいです。
    あ、あと秋田書店の手塚シリーズは装丁の絵が好きなんだよな〜。

  • いんこのマスクの下に、目が描かれる頻度が高くなった。

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著者プロフィール

1928年、大阪府豊中市生まれ。「治虫」というペンネームはオサムシという昆虫の名前からとったもの。本名・治。大阪大学附属医学専門部を卒業後、医学博士号を取得。46年、『マアチャンの日記帳』でデビュー。幅広い分野にわたる人気漫画を量産し、『ブラックジャック』『鉄腕アトム』『リボンの騎士』『火の鳥』『ジャングル大帝』など、国民的人気漫画を生み出してきた。

「2020年 『手塚治虫のマンガの教科書』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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