あまねあたためる (1) (少年チャンピオン・コミックス)

著者 :
  • 秋田書店
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (148ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253220811

感想・レビュー・書評

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  • 私が前作の、全力空手漫画『ハンザスカイ』から、佐渡川先生のファンになった身だから、余計に、そう感じるのかも知れないんだが・・・・・・先生、こんな日常コメディもフルパワーで描けたんですね
    ジャンルが違いすぎるので、どちらが好き、とかは決められないが、こんな眩しくて溌剌としまくった可愛い女の子が主役となると、こちらに挙手したくなるかなぁ
    ほとんどの話が日常感が満載なので、逆に「ありえねー」ファンタジー色が全開の第10話の『たもつあたためる』はつい、声を出して笑ってしまった
    線の太さをかなり変えているからか、この鬼はインパクトが、かぁなりある
    先生が描いているのか、アシスタントさんが任されたのか、そこは素人には判らないが、この鬼はイイ味が出てる。同じ話に出てくる、福の神も人間臭さ(胡散臭いともいえる)が滲み出てて、他の日常ストーリーの面白さを倍にしている
    日常系で、私的に推しなのは、最も好きな男子キャラである生徒会長・神崎拓人が、周に性格を軟らかくされる第三話『あまね猫を飼う』。次点が、薹が大いに立っちゃってる横井琴乃がちょっとだけ優しくなって、最終的には、やっぱり、やさぐれちゃう第五話の『あまね着飾る』
    先述した『ハンザスカイ』だけでなく、他の作品と比べても、優劣を付ける事は出来ないだろう
    ただ、この漫画の主人公・温周の名前に負けてない、この「ほんわか」と漂う緩い雰囲気も、佐渡川先生だから出せるものなのは間違いない
    次巻も癒してもらえそうだ

  • 無邪気で温かい人柄の少女・周温に触れて、心にゆとりを無くした人々が元気を貰う。
    1話完結で微エロ。

    モリタイシの『今日のあすかショー』と同系統だが、こちらはデフォルメがきつく、ギャグ漫画の要素が強いのであまりエロくはない。

    10話の節分ネタから分かる通り、基本何でも有りなのでネタが豊富になる一方、平凡なコメディになってしまっている気がする。

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