- Amazon.co.jp ・マンガ (197ページ)
- / ISBN・EAN: 9784253227544
作品紹介・あらすじ
肉食獣と草食獣が共存する世界。そこには、希望も恋も不安もいっぱいあるんだ。
チェリートン学園の演劇部員レゴシは、狼なのにとっても繊細。
そんな彼が多くの動物たちと青春していく動物群像劇!!
感想・レビュー・書評
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肉食獣と草食獣が共存する世界で、「食う者」と「食われる者」という本能に翻弄される動物たちの物語。
ウサギを好きになってしまったオオカミ・レゴシの真っ直ぐな気持ちと、社会の理不尽に立ち向かっていく勇気が眩しくて引き込まれる。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あらゆるキャラクターの人間性が素敵です、みんな獣だけど。
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ぬぬぬ…読み進めたいのに…絵が苦手かも。
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だいすこれごしれごし
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動物のデフォルメの仕方と建物の描き方が特に良いと思った。
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「肉食獣と草食獣」=「捕食者と被食者」の関係の中、どう共存していくのかが、なぜか学園漫画として描かれてる。設定的にかなり無理があるはずなのに、違和感が全然ないのがすごい。いろいろ丁寧で違和感を抱きそうな部分をさらりと描写したり説明したりしてくれる。
ハイイロオオカミという上位捕食者のはずなのに誰かを傷つけてしまうことに思い悩むレゴシが主人公筆頭に、それぞれの背景が垣間見れて全キャラがリアルに感じる。見た目はちゃんと動物なのに。
テーマはいろいろあるのだろうけど、圧倒的な力の差があるなかでどう配慮してバランスをとっていくのか、人間世界の中でもさまざまなマイノリティの人との関係性を示唆してるように感じた。
お父さんの板垣恵介先生の力の強さをひたすら極めていく刃牙の物語とは真逆をいく、というか、巴留先生は本当の強さとは何なのかを考えさせられる感じ。一体どんな家族なのかすごく気になる…。 -
肉食獣なのに、草食動物も同じ世界にいて、でも肉食が禁じられている世界。これって文化の規範性でなんとか暴力を抑え込んでいる人間社会のことだよね。
その上で個々のキャラクターが繊細で感情が溢れる。 -
イヌ科部屋の壁紙になりたい