ジャイアントロボ地球の燃え尽きる日 4 (チャンピオンREDコミックス)

  • 秋田書店
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感想 : 2
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (182ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253232340

感想・レビュー・書評

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  • お銀ちゃんの昔話があります。
    林沖好きにはたまらない巻。

    その上幻夜、十傑集がやってきます!!!カッコイイ!

    そして・・・ロボの悲鳴は大作を「ヤッてしまいたい」となるほどです。いや、前巻からそうでしたが。

  • なにぶん絵が迫力はともかくとっちらかったところがあるので、連載でブツ切り状態で読んでいた時はいっぱいっぱいでコレ大丈夫?感があったのだけど、こうして単行本でまとめて読むとわかりやすくも大迫力だ。
    光球出現! ロボ破壊のピンチ! という前回のヒキからテンションが落ちるどころかさらに急上昇する猛烈な展開。竜作・幻夜・ヒィッツカラルド・林冲が次々と現れてはむやみに男らしい大活躍。あいかわらず表題のロボがなかなか活躍しない話だ。
    それにひきかえ中条長官と韓信元帥のていたらくときたら……。あの大塚署長までもが頼れるおじさまっぷりを発揮している中、この2人だけが梁山泊の評判を下げている。多くの読者が一度は想像しただろう通り影武者のような存在なのか、その裏をかく今川流でもっと重大な秘密が隠されているのか、それとも単にこれが素というギャグなのか(それはそれでおおいにありそう)。

    幻夜と林冲はいったい何者なのかという謎を物語の大きな支柱にして、これまでよりもぐっと読みやすく、引き込まれる話作りになったのも嬉しく楽しい。先が気になってしかたがないが、そこを限界まで(ときどき限界をこえて)引っ張るのも今川流なので「カナーリの牢獄編」ではたして謎が解かれるのかどうか……。

    史進が林冲に心酔するくだりはまさしく横山水滸伝風だったり、文字通りの「恋と十手とお銀ちゃん」に一話使ってみたり(検索して知った分際で言うけど、なんともマニアックな……)、横山ファンの作者らしい遊びも楽しい。
    お色気サービスに関してはこれといって嬉しくないのは、画風の問題なのか(客観的に言って可愛く色っぽいとは思うのだけど)さすがに唐突すぎたのか、それとも自分が掲載誌の異常な常識に慣れきってしまったのだろうか。

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著者プロフィール

ロングセラー「三国志」をはじめ、「水滸伝」「項羽と劉邦」「殷周伝説」(いずれも小社刊)をはじめ、著書多数。

「2019年 『カジュアルワイド 三国志 6』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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