海が走るエンドロール 5 (5) (ボニータ・コミックス)

  • 秋田書店
4.03
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感想 : 16
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (160ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784253265256

作品紹介・あらすじ

日頃の疲れがたたり、映画祭の会場で倒れてしまったうみ子。命に別状はなかったものの、映画制作と少し距離を取るようになる。そんな彼女に対し、海はエールを送るが……!?
シルバーガール×ブルーボーイのシーサイド・シネマ・パラダイス

感想・レビュー・書評

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  • 4巻より圧倒的にぐちぐちしてる5巻のうみ子さんが良すぎて長風呂してもーた!
    リビドー!
    この世界に存在したいっす!
    ビックリマークばっかつけてしまう。
    映画撮るのも小説書くのも似てるのかな。
    似てても全然違う、ナマモノな感じ。
    あーほんまに良かったから続きがはやく読みたい!!

  • 【あらすじ】
    日頃の疲れがたたり、映画祭の会場で倒れてしまったうみ子。命に別状はなかったものの、映画制作と少し距離を取るようになる。そんな彼女に対し、海はエールを送るが……!?シルバーガール×ブルーボーイのシーサイド・シネマ・パラダイス

    ・‥…━━━☆・‥…━━━☆・‥…━━━☆

    感想は最終巻にまとめて記載予定です。

  • 老いと情熱、気力と体力、目をそらすことができない厳然とした事実。でもそれを呑み込んですら、なお映画制作にのめり込んでゆくうみさん。
    その生き方は正直とても羨ましいし、眩しく思えて仕方がない。
    この物語のエンドロールがどんな形になるのか。一抹の怖さを感じつつも、今から見たくて仕方がない。

  • 綺麗事ばかり並べるのではなく、きちんと年齢の問題も描いているのは、現実味があってよかった。

  • もう十分だと、うみ子さんには思って欲しくない。
    ソラの取捨選択がうまくて、わかっているところが苦手という、海くんの表現が興味深かった。

    疲労で倒れる初老の女性だと種明かしをしてしまったような後ろめたさ。
    考えたくなくても年齢ばかりはどうしようもない。

    家事も事務処理もやり始めたらいつの間にか終わる
    制作と違って終わりが明確だから。
    これは多分自分でなにかを作る人はみんな共感するのではないだろうか。

    海くんが主人公の映画を撮るのは正直私だと思っていた
    という悔しい気持ち。
    美しくて強い力に私の映画を盗られた。
    これも共感し過ぎて苦しくなった。

    愚痴を言うにしても説明することが多過ぎるから言えない気持ちもよくわかる。
    前提が共有しづらいから頑張ってるとしか言えないけど
    娘さんもクリエイターだから比較的悩みは共有しやすそう。
    誰に何を伝えたいのか。実はすごくこの根本的なところが難しい。

    自分がすごく面白いと思ったものを、退屈だと言う人がいて。
    「感度高くしてる人に響く」映画だという海くんの評価も面白い。
    確かに自分が知らない役者でそこで興味を持てない人は
    説明がないと『難しい』と言いそうだ。
    観る人を選ぶかもしれないが、
    「だからといってその映画は貧相ではなくて豊か」
    という言い方も素敵。
    面白さが伝わることや共感より『リビドー』というのはなんだか納得する。
    自分が面白いと思うもの、それ自体がその人の個性は
    成る程と思った。
    たくさんの人が面白いと思う=人生で避けられない、
    だから暴力や恋愛、食べ物系が人気になる。
    経験に基づいた触手をコントロールできる、
    つまり傷を俯瞰できる。
    その話を聞いてウミ子さんが、自分の映画を
    「撮らなきゃいけない映画だった」
    「次は海くんを撮るわ」
    と言ったところも本当に素晴らしい。
    「あなたを観ていると波の音がする」という言葉、
    海くんにはどんな風に響いたのだろう。
    嬉しそうな笑顔が印象的だった。

  • 振れ幅の大きい視点にクラッとすることがあるけど、基本的には好もしい作品。

  • うみこさんが大したことなくてよかった。
    物語が淡々と進むからか、自分がボーッと読んでるからか、あまり印象に残るシーンがなかった。
    あえてあげるなら、娘さんがうみ子さんに肯定的で、職業柄かアドバイスまでしてくれていい親子関係だなあって思った。根っこのところは、親であるうみ子さんに似てるから漫画家という職業を選んだのかもね。クリエイターって憧れる。

  • 何があっても前に進む人はかっこいい

  • うみ子 復活かな
    海に対する感情的がよくわかない

    66歳の作品が評価される
    誰に何を伝えたいのか?

  • 大学へ入学して以来、必死にオールを握りしめ続けていたうみ子さんだったが、疲れからか映画制作への情熱も息切れを感じてしまう…。

    私も大学生と比べてしまえばうみ子さんよりの年齢なので、共感と羨望とエールと。

    やっぱり人間、たくさん食べてたくさん寝ないとね!
    次巻からついにうみ子さんは海くんを撮り始めるのか?

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著者プロフィール

漫画家、イラストレーター。
既刊には『グッドナイト、アイラブユー』全④巻(KADOKAWA刊)がある。
情緒ある風景描写と、憂いあるキャラクター描写が魅力。
またたらつみジョン名義でBLでも活動中。

「2021年 『アザミの城の魔女』 で使われていた紹介文から引用しています。」

たらちねジョンの作品

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