- Amazon.co.jp ・本 (270ページ)
- / ISBN・EAN: 9784254136722
作品紹介・あらすじ
本書は、この30〜40年間になされた解析力学の新しい定式化を、物理学のサイドから、できるだけ広く詳しく、ていねいに展開しようとしたものである。とくに、状態空間・相空間上の力学を、幾何学的な視点からわかりやすく解説することに主眼をおいた。
感想・レビュー・書評
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解析力学の本格的な教科書として定評があり,2冊目以降として理解を深めるには良い。
解析力学の1冊目として畑『弱点克服 大学生の解析力学』を用い,さらに微分幾何学や多様体を和達『微分・位相幾何』や松本『多様体の基礎』で学習してきた自分から見ると,パッと見は数式の密度が高く難しく見えるが,意外とテンポ感はよくじっくり読むには適していると感じた。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【電子ブックへのリンク先】
https://elib.maruzen.co.jp/elib/html/BookDetail/Id/3000002987
学外からのアクセス方法は
https://www.lib.muroran-it.ac.jp/searches/searches_eb.html#mel
を参照してください。 -
20190511 右京図書館
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学部3年夏のseminar(松崎)でやった。ある程度読んだ。所有。
山本義隆の書いた解析力学の教科書,下巻。学部3年の夏休みの自主seminar。
解析力学と量子力学のつながりが書かれていて,好きだ。また,束縛系の場合の取り扱い(Dirac括弧)については,場の量子論でMaxwell場を量子化(とはいってもLandau gaugeで)したときに必要になったのでこの本で勉強した。場の量子論にある程度目処が立ったらもっかい読もうと思う。
<a href=http://www.misho-web.com/bookshelf/18>みしょのねこごや - Bookshelf No.18</a>