怖い絵2

著者 :
  • 朝日出版社
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感想 : 194
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784255004273

感想・レビュー・書評

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  • 1~3巻からこの巻を選んだのは完全に表紙が理由。アルノルフィニ氏の顔は確かに一度見たら忘れられない。最初に見たのはたぶん小学生のころだけど、ムンクの「叫び」と同じオーラがあるよなあ。
    知的発見がいっぱいの、いい本だった。

  • 人間の欲望は果てしなく、そして醜い。

  • ■ 10136.
    <読破期間>
    H22/11/21~H22/12/1

  • 絵に込められた人や画家の思い、作られた歴史的背景を分析するもの。
    「パリスの審判」の解釈「人間の安易な判断への批判」が面白かった

    ビアズリーの「サロメ」
    男は処女が官能にひたるのを許さないから、
    劇版では殺された?

  • 皆さんは、ピカソの本名をご存じでしょうか?「パブロ・ディエゴ・ホセ・フランシスコ・デ・パウラ・ホアン・ネポムセノ・マリア・デ・ロス・レメディオス・クリスピーン・クリスピーノ・デ・ラ・サンティシマ・トリニダート・ルイス・イ・ピカソ」

    長いッ!長すぎるッ!これって、あだ名はどこから付けてたんだろ??って疑問が沸いてきます(笑)

    という冗談はさておき、美術館に行くのが大好きな私は基本的には何も考えずに絵を眺めて何か感じるのが好き。

    でも、その人がどういう時代背景でその絵を描いたのを知るとまた一味違って絵を楽しむ事が出来ます。

    自分の主観ではなく、もっと深くまで知りたい絵があれば是非こういった本を読むと深くまで作品に入り込めると思います。

  • ・・・写真の画質の粗さは、わざと?わざとなの?

  • 怖い…っていうか、普通に美術に興味がわくwww
    『カルロス二世』と『ベツレヘムの嬰児虐殺』が怖かった…

    時代背景や、人物を知れば知るほど怖くなる。。。

  • 怖いかと言われればそうでもないですが、時代背景等は参考になります。こういう見方もあるのかなー、という雑学的な感じ。

  • シリーズすべてを読んでみたい!

  • 「怖い絵」に続くシリーズ第2弾。
    今回の表紙は、最後に登場するファン・エイク作『アルノルフィニ夫妻の肖像』に描かれた冷徹さをまとった男性。彼は、一人の女性を妻として迎え入れたところだ。
    しかし、彼が手に入れたのは、愛する妻だったのが、それとも・・・。
    絵画の裏に秘められた歴史を、「怖い」をテーマに解き明かす、作者の鮮やかな語りをご堪能あれ。

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著者プロフィール

早稲田大学、明治大学、洗足学園大学で非常勤講師。専攻は19世紀ドイツ文学、オペラ、バロック美術。日本ペンクラブ会員。著書に『情熱の女流「昆虫画家」——メーリアン』(講談社)、『恋に死す』(清流出版社)、『かくも罪深きオペラ』『紙幣は語る』(洋泉社)、『オペラで楽しむ名作文学』(さえら書房)など。訳書に『巨匠のデッサンシリーズ——ゴヤ』(岩崎美術社)、『訴えてやる!——ドイツ隣人間訴訟戦争』(未来社)など。

「2003年 『オペラの18世紀』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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