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- Amazon.co.jp ・本 (385ページ)
- / ISBN・EAN: 9784257724254
感想・レビュー・書評
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『夢幻紳士』の高橋葉介の初期短編集。特に表題作『腹話術』が素晴らしい。主人公の、父を亡くした腹話術師の少年は最初から最後まで〈地声では〉一言も喋らない。常に手近にあるものを通してしか喋らない。つまり〈腹話術〉。この腹話術という特技が「何かを表現したい・でも韜晦もしたい」という少年期特有の不安の象徴になっている。あちこち彷徨う少年の悲劇を描いた見事な短編で、或いは並みの作家なら、この一作で燃え尽きても仕方がないような出来栄え。しかしもちろん高橋葉介は燃え尽きることなく今に至る。高橋葉介のナイーブさが全開になった作品で、『夢幻紳士』ファンにもお勧めします。
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2008/4/1購入。
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全て短編集なのだけれど、最後の結末がすっきりしてて分かりやすくて、好き。
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初期短編。絵が全然違う。でもステキ。
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高橋葉介先生の短編集。
仮面少年の秀逸さには、ただただ溜息が出るばかりです。
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