伝説巨神イデオン (2) 胎動編 (ソノラマ文庫 (200))

著者 : 富野喜幸

• 朝日ソノラマ

感想・レビュー・書評

[楊業さんの感想 · 2023年11月9日]

既読本

[reinouさんの感想 · 2016年12月14日]

１９８２年刊。

　ファースト・ガンダムの次に富野喜幸氏が手掛けたＴＶシリーズ「伝説巨神イデオン」。そのノベライズ版の全三巻中の第二巻。

　本巻の展開は、第一期アジアン編。そして、キャラル編のキッチ・キッチン譚はＴＶ版よりも、ゲリラ戦要素を加味し、さらに、ムーンベース・｢閃光の剣｣編まで。

　イデとコスモの邂逅、地球でのイデの史的な意味、ソロシップメンバー、特にシェリルによるイデの解釈は、ＴＶ版より深められている。
　逆にギジェの煩悶や葛藤は弱いかも。

　なおキッチンの扱いは、ＴＶ版、映画版発動編よりもエグく、戦争の不条理を色濃く描写する。

[nekobeckさんの感想 · 2014年12月1日]

３０年以上前の伝説的SFアニメのノベライズ2巻目。
アニメの記憶は不確かなのだが、テレビではかなり早い段階でここまで話が進んでいたような印象がある。
次巻の3巻で物語は終わるが、テレビ版では、あっという間に終わった最後のシーンがどのように描かれるのか楽しみ。
評点は、懐かしさで1点プラス。