エイリアン秘宝街 (ソノラマ文庫 10-C)

著者 :
  • 朝日ソノラマ
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本棚登録 : 96
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (281ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784257762362

感想・レビュー・書評

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  • 基本路線は、ルパン三世とインディ・ジョーンズとジェームズボンドを足して割ったみたいな感じ。毎回色っぽい女性ゲストキャラが出てくるあたりがジェームズボンドっぽいね。そんでゆきがルパンでいうところの不二子ちゃん。テンポもよいし、危機に次ぐ危機で息もつかせないし。大が宝探しで稼いだ金を豪快に(賄賂として)ばら撒いたり、凄い武器やガジェットがガンガン登場したり非常にスカッとする。ただ、少々グロかったりエロかったり、ごにょごにょ。

    それからタイトルからバレバレだと思うけど、基本的に敵はエイリアン。

  • 吸血鬼ハンター“D”シリーズと並ぶ、代表作の一つ。菊地作品では珍しく一人称で話が進みます。

  • 中学生の頃以来久々に読んだけど、面白く読めました。

  • この作者は他にもいっぱいベストセラーがあるけど、初期のものだけど、これが好きでした。Dも好きだし新宿も面白いけど、私はエイリアンシリーズが好きでした。

  • 秘宝街にはじまり、魔獣行、黙示録、怪猫伝、魔界航路と続いていくこのシリーズは、九龍妖魔學園紀と同じように読者を素晴らしい夢の世界に誘ってくれます。
    44オートマグ打ちたいとか、E手袋(触れると電流が流れるスタンガンのような手袋。威力は三段階に調節可能)使ってみたいとか、米大統領とホットラインで話てみたいとか。
    そんな、実際では絶対叶わないことを、本編の主人公、八頭大なら出来るのです。
    それだけでも大層魅力的なのでが、更に今作はヒロインも素敵です。
    菊地作品のヒロインは魔界都市は人形娘(それ以外の姐さんは出てきても大抵1話で終りか死亡。)、Dは
    一作ごとに入れ替わり、メフィストには寧ろいない(シビウとかを入れていいならいるのですが)と、著作が300以上なのに少ないのですが、今作は殺しても死ななそうなヒロインが二人もいます。
    一人は色気たっぷりで敵の内部分裂を巧みに誘う金の亡者、太宰ゆき。
    こう書くとかなりイメージ悪そうですがこの人は本当に可愛いいい人です。(特に《秘宝街》《怪猫伝》《黙示録》辺りが可愛いと思います。)
    九龍の双樹さんを好きな人は間違いなく好きなタイプです。
    あと一人は、南国系美女、リマ。
    この人については詳しく書くとそれだけで盛大にネタバレしてしまうので書けませんが、魔界航路で初出演した彼女も、ゆきちゃんとはまた違うベクトルの可愛さがあります。
    菊地作品を読める方には是非ともオススメしたいシリーズです。

    こちらは名前変わって「エイリアン秘宝伝」という名前でマンガも出てます。
    ただ、八頭大の昼間の学生姿ががり勉めがね君なのがちょっとアレですが、トレジャーハンターとして活動している姿はとてもカッコいいです。

  • 既読本

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著者プロフィール

1949年千葉県生まれ。青山学院大学卒業後、雑誌記者を経て82年『魔界都市〈新宿〉』でデビュー。以後、20年以上にわたりエンターテインメント小説界を牽引し続け、著作は300冊を超える。著書に『吸血鬼ハンター“D”』『魔界都市ブルース』『妖獣都市』等多数。

「2023年 『七人怪談』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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