ドルロイの嵐―クラッシャージョウ外伝〈1〉 (ソノラマ文庫)

著者 :
  • 朝日ソノラマ
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本棚登録 : 85
感想 : 4
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  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784257763635

作品紹介・あらすじ

海洋惑星ドルロイの2代目総督カネークの依頼で、ダン、タロス、バード、ガンビーノの4人で構成されるクラッシャーダンのチームは、惑星再改造を引き受けることになった。だが海洋に大陸を作り、ドルロイ唯一の工業製品の生産を強化しようとするカネークの真の目的は、海洋開発を進めるクラーケン一派の一掃にあった。心ならずもカネーク側に与する立場になり苦悩するダンの前に現れたのは、アクメロイド殺しの調査にWWWAから派遣されたダーティペアだった。若き日のダン、タロスらがダーティペアとコンビを組んで暴れまわる、痛快大活劇!

感想・レビュー・書評

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  • 「ダーティペアの大乱戦」に収録されている「アクメロイド殺し」をクラッシャー及び第三者の視点から描いた作品だが、よくそんな器用なことができたものだと思う。野阿梓が「大乱戦」の解説の中で紹介している高千穂遙の発言「やるんじゃなかったと思う」から判断すると、作者にとっても大変なことだったのだろう。

  • クラッシャージョウシリーズとダーティーペアシリーズ。一粒で2度美味しい

  • クラッシャージョーの父親クラッシャーダンがダーティーペアと共闘します。
    わくわくします。

  • クラッシャージョウ外伝で、ジョウのお父さんクラッシャーダンの話。
    高千穂さんのもう一つのシリーズ、ダーティペアの二人が絡んでダーティーファンでもあるわしにはうはうはもんである。
    同じ話をダーティペア側、つまりケイの語りで書かれた話もあるので、両方読むことをおすすめ。

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著者プロフィール

1951年、愛知県名古屋市生まれ。大学在学中から、アニメ、SFの企画に関わる。77年、日本初の本格的スペース・オペラ『クラッシャージョウ 連帯惑星ピザンの危機』で小説家デビュー。以後SF、格闘技、自転車など様々な分野でベストセラーを送り出している。代表作に『クラッシャージョウ』シリーズ、『ダーティペア』シリーズ、『神拳 李酔竜』シリーズ、『暗黒拳聖伝』シリーズ、『じてんしゃ日記』シリーズ(一本木蛮と共著)、『ヒルクライマー』など。07年から09年まで日本SF作家クラブ会長を務める。テニス、スキー、バイク、自転車など多彩な趣味でも知られる。40代で体重増加に伴う生活習慣病の症状に悩まされるが、齢50にして一念発起、ロードバイクに熱中する。その後、わずか2年で24キロもの減量に成功、体質改善にも成功した。その過程は『自転車で痩せた人』『ヒルクライマー宣言』などの著書に詳しい。今も週に200キロを越える距離を走り、レースに参戦する現役ヒルクライマーである。現在の愛車はスペシャライズドSワークス ルーべSL3 Di2仕様。

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