栞と紙魚子の生首事件

著者 :
  • 朝日ソノラマ
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本棚登録 : 125
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784257902805

感想・レビュー・書評

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  • 本のタイトルは怖そうだけど内容は可愛い

  • 友達にすすめると8割の確立で引かれるのですが、大好きです。2人の女子高生が出あった不条理で楽しくて不気味な人や世界にメロメロです。個人的にはどこか不思議の国のアリスを思い出してしまいます。テニエルの挿絵もちょっとイメージ近いのかも…

  • 「エレファントマン」や「激突!」などの映画の小ネタが入っている
    面白かったです

  • ・・・クトルーちゃんで団いっち先生で、ナニがアレな奥さん…
     そこまでレトリックをちりばめて、「テケリ・リ!」のネタ元を、「ラヴクラフトも使っているこの鳴き声はポーの『ナンタケット島のアーサー・ゴードン・ピムの~』に登場」とか書かない。
     うううううううううー、む。

  • すげえタイトルだな・・・(笑)表題作の「生首事件」は諸星さんの短編集で読んでいて、大好きな作品だったけど、ほかの作品はぼちぼち。でも最後の「ゲッコウカゲムシ」の影の見せ方はロマンチック!

  • どんなに不思議な事がおきても普通な態度な女子高生がツボです。猫が(擬人化しても)単なるおじさんだけど可愛い。

  • 栞と紙魚子シリーズの第一弾。諸星大二郎はそれまでなんとなく苦手だったのですが、友人にすすめられて借りて読んだらハマりました。女子高生がバラバラ殺人で捨てられてた生首をついつい持って帰る…なんというシュールさ。栞と紙魚子のキャラもいい。ありえないことも「そういうこともあるかも」ぐらいで対処する二人が大好きだ。このシリーズにハマるきっかけになった一冊。

  • 諸星作品としては珍しく女性雑誌に掲載した作品。栞と紙魚子のコンビが遭遇した不思議な事件簿。「生首事件」」「桜の花の満開の下」「クトルーちゃん」が面白い。

  • 諸星大二郎にしては少し軽め、栞と紙魚子シリーズはお気に入り。

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著者プロフィール

1974年、「生物都市」で手塚賞入選。「週刊少年ジャンプ」で「妖怪ハンター」連載デビュー。民俗学、中国の古典、SF等を題材に、幅広い分野で活躍する漫画家。代表作に「暗黒神話」「マッドメン」「西遊妖猿伝」がある。その独創的な作風から、高い評価を受け、2000年に手塚治虫文化賞マンガ大賞、2014年に芸術選奨文部科学大臣賞、2018年に日本漫画家協会賞コミック部門大賞等、受賞歴は多い。ジャンルを越え、多くのクリエイターに影響を与えたとされる。

「2019年 『幻妖館にようこそ 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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