- Amazon.co.jp ・マンガ (183ページ)
- / ISBN・EAN: 9784257904007
感想・レビュー・書評
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人喰い妖怪ラー・ラム・デラルは、不味い人間を百年飼育すればものすごく美味になるという噂を聞き、自分が皆殺しにした妖しい稼業の名家グーグー家の生き残りである少年チキタを育てることにする。食べる・食べられるの関係だったはずなのに、家族のように百年を共にすることで、お互いに温かい感情を持つようになる妖怪と人間。生と死や人間としての倫理観など、すごくシュールで残酷な題材を扱っているはずなのに、可愛い絵柄とほのぼした世界観でとっても読みやすく、作者の類い希なるセンスを感じました。愛しくて悲しくてほろ苦くてすごく感動できる物語。
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連載は完結済み、コミックスは今秋or今冬最終8巻刊行予定。
序盤はギャグ漫画かと思わせつつ、実は人間の醜さ、悲しさ、そして切なさを、ファンタジー仕立てでさらりと描いた名作。 -
モラルとか道徳、そういったものがどうして、何処にあるのか。
切なくて、胸が痛くて、恋しくなる。
◆全8巻(8巻未刊 -
あやしい屋のチキタと人食いのラー。美味しくなるための2人の百年の物語。1巻はシャルボンヌが泣かせます。
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かわいい絵柄で、割とシビアな内容。でもああ…!いいです。
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450
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2005/5/11 -
異種間交流というのはよくありますが、人喰いと人というのははじめてみた様なきがします