地産地消マーケティング

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  • 家の光協会
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784259517946

作品紹介・あらすじ

地産地消活動は地域の顧客づくり。豊富な事例とともに、具体的な方法論を展開。

感想・レビュー・書評

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  • 思ったのは、どんな職業でも相手を意識することが大切だということ。

    農業をやろうと思っている、もしくはすでにやっている人は
    買い手を十分に意識しているだろうけど、
    そこにサービス精神を加えたらもっと多角的な職業になっていくんだろうと思った。

    地産地消の活動が進むなかで、ファーマズマーケットとかがたくさんでてきているけど、それはそういった試みの表れなんだろう。

    地域に根ざした活動だから、やはり主体は市町村レベルで行っていくのが好ましいのかもしれない。
    けど、そこは国や県も積極的に加わっていくべきところなんだろうなぁ。

    地産地消は、地域を変えていく活動なんだと書いてあったけど、
    地域が変わるためには、一人一人の意識をまず変えていかないと
    何も変わらないとも思った。

    一人一人の力なんだろうなぁ。

  • ・身土不二:身体と土(環境)は一体不可分である。土地のもの、季節のものを食べるのが大切
    ・スケールエコノミーとスコープエコノミー
    実は対立概念ではない。
    ┌スケールエコノミー:規模の経済 規模の拡大によってコストを削減するという考え方
    └スコープエコノミー:範囲の経済・多様化の経済 多品目少量生産方式によるコスト節約の理論

    農業におけるスコープエコノミーは、資源の活用の場や機会がなければ実現しない。
    =直売所・加工施設・観光農園など その他地域ビジネス

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著者プロフィール

農業・農村マーケティング研究所長、島根県中山間地域研究センター客員研究員、
長野県・埼玉県農業大学校非常勤講師、出雲市アグリビジネススクール校長

1935年長野県生まれ。法政大学社会学部を経て、東京農業大学大学院(農学研究科・
農業経済学専攻)修士課程修了。㈱総合統計研究所(後の㈱総研)入社。
市場調査部長、取締役。東京農業大学国際食料情報学部助教授を経て、現職。
2006~2009年度「地産地消推進活動支援委員会委員」〈(財)に本特産農産物協会〉
博士(農業経済学)・東京農業大学

主な著作

『どっこい生きてる都市農業』(共著)農林統計協会(1997年)、『地域個性を売り込め
─農業・農村マーケティングの革命戦略─』全国農業改良普及支援協会(1999年)、
『成功するファーマーズマーケット』家の光協会(2000年)、『ファーマーズマーケット
の戦略的展開』(共著)家の光協会(2002年)、『食品加工総覧』第2巻(共著)農文協
(2003年)、『地産地消マーケティング』家の光協会(2004年)、『地産地消時代の新・
農産物流通チャネル』家の光協会(2006年)、『先進優良事例に学ぶ地産地消と地域再生』
家の光協会(2008年)

「2010年 『地域農業再生 地産地消活動の計画と運営』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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