- Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
- / ISBN・EAN: 9784259517946
作品紹介・あらすじ
地産地消活動は地域の顧客づくり。豊富な事例とともに、具体的な方法論を展開。
感想・レビュー・書評
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思ったのは、どんな職業でも相手を意識することが大切だということ。
農業をやろうと思っている、もしくはすでにやっている人は
買い手を十分に意識しているだろうけど、
そこにサービス精神を加えたらもっと多角的な職業になっていくんだろうと思った。
地産地消の活動が進むなかで、ファーマズマーケットとかがたくさんでてきているけど、それはそういった試みの表れなんだろう。
地域に根ざした活動だから、やはり主体は市町村レベルで行っていくのが好ましいのかもしれない。
けど、そこは国や県も積極的に加わっていくべきところなんだろうなぁ。
地産地消は、地域を変えていく活動なんだと書いてあったけど、
地域が変わるためには、一人一人の意識をまず変えていかないと
何も変わらないとも思った。
一人一人の力なんだろうなぁ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
・身土不二:身体と土(環境)は一体不可分である。土地のもの、季節のものを食べるのが大切
・スケールエコノミーとスコープエコノミー
実は対立概念ではない。
┌スケールエコノミー:規模の経済 規模の拡大によってコストを削減するという考え方
└スコープエコノミー:範囲の経済・多様化の経済 多品目少量生産方式によるコスト節約の理論
農業におけるスコープエコノミーは、資源の活用の場や機会がなければ実現しない。
=直売所・加工施設・観光農園など その他地域ビジネス