イネゲノムが明かす「日本人のDNA」

著者 :
  • 家の光協会
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  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784259546441

作品紹介・あらすじ

二十一世紀中に予想される食・環境・医療の問題の解決につながる画期的な成果と称えられたイネゲノム(イネの全遺伝子情報)の解読。日本がリードしたこの解読で、中心人物として活躍したDNA研究の世界的権威が、現代日本人に送るメッセージ。

感想・レビュー・書評

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  • イネの遺伝子暗号解読というプロジェクトに参画しておられた村上和雄さん の本。これで読むのは3冊めですが、彼の研究に関して細かく書かれていました。今ではすっかりおなじみとなったゲノムという言葉ですが、遺伝情報の解読がこれからの 世界においてどんな意味を持つのか、食料、とりわけ日本の主食であるコメが収穫される植物である イネに焦点をあてて、誰にでも分かりやすい語り口で説明してありました。
    とはいえ、日常生活とははなれた内容で、専門用語も難しく、前に読んだ2冊のほうが、私の中ではしっくりときて楽しめました。

  • 分類=日本人・食文化・稲作・遺伝子・村上和雄。04年1月。

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著者プロフィール

筑波大学名誉教授。米国オレゴン医科大学、京都大学農学部、米国バンダービルト大学医学部等を経て、1978年より筑波大学応用生物化学系教授。同大遺伝子実験センター長、先端学際領域研究センター長等を務め、99年に退官。83年に高血圧の黒幕である酵素「レニン」の遺伝子解読に初めて成功、世界的な注目を集める。90年、マックス・プランク研究賞、96年、日本学士院賞を受賞

「2021年 『コロナの暗号 人間はどこまで生存可能か?』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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