基本のお菓子おいしくできる段取りとコツ: 順序・流れがひと目でわかる

著者 :
  • 家の光協会
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感想 : 1
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  • Amazon.co.jp ・本 (95ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784259564315

感想・レビュー・書評

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  • [墨田区図書館]

    あるようであまり見かけたことのない、遷移図&写真を併用したレシピ本。
    個人的には縦の流れの方が遷移図は読みやすいのだが、基本的に左右開きという本の作りの都合上、遷移図は左から右への横の流れ。見開きページの下部に段取りごとの写真と、その上部に言葉の説明があり、ページの上半分は逆樹形図のような遷移図が描かれている。

    複数のボールを活用したりする場合、途中から発生した新たなボールがページの右へと進むにつれて、合流元のボールの方へと線で導かれ、きっと言葉と場面ごとの写真よりも「流れ」を誤解せずに理解出来そう。

    惜しむらくは最初のページで紹介されるレシピがそれぞれどれのものかとかが一瞥理解しづらいことだけれど、それは紙面上しょうがないことかな。スペースさえ許せばレシピの一覧も、遷移図の「段」に揃えて紹介できると流れがスムーズだったけれど、それはホワイトボードとか大きな紙面とか場が許す状況において期待することに。

    既に普通のレシピが見れる子なら不要だけれど、収録されたお菓子も表紙を裏切らず、「定番」として、ショートケーキ、チーズケーキ、アーモンドタルト、クッキー、シュークリーム、プリン、、、と一通りそろえているし、勝手な親心としては息子にちょっとプレゼントしたい気持ちも起きる本だった。シンプルでかわいくて、「図解」に難を感じる人でなければ嬉しい本かも。

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著者プロフィール

神奈川県逗子にて、陶芸家・川崎忠夫のもとに育つ。立教大学フランス文学科を卒業後、デリス・ド・キュイエールにて川上文代氏に師事。パリのリッツ・エスコフィエにてディプロム取得後、フランス人家庭に滞在し、家庭料理を学ぶ。現在は女性誌を中心に、料理研究家・スタイリストとして活動中。

「2017年 『BOWL CAKES』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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