- Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
- / ISBN・EAN: 9784260036740
作品紹介・あらすじ
「総合リハビリテーション」集中講座「研究入門」(2016年1月~2017年3月掲載:全15回)の書籍化。20年にわたる大学院での研究指導の経験から得た、研究のノウハウと指導のポイントをもとに、研究に関する考え方、進め方、論文の書き方など研究に必要な全体像を一冊にまとめた。初心者でもイメージしやすいように、基礎的な用語解説や具体例を含む「コラム」を用いることで、「研究」の全体像を掴めるようにした。
感想・レビュー・書評
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研究を進めていく上で、方法論はおそらく数冊は読んでおいた方がよく、その1冊に本書は入る。著者は医学者だが、読者が医療系分野の研究をしていなくとも、少なくない収穫があるはずだ。システマティックな構成とテンポの良い誌面で必要十分な情報が網羅されている。また大学院の論文指導で指摘されたことが、本書で詳細に言及されているかもしれない。教員からの限られた時間の論文指導だけでは、論文の形式は整えにくいだろうから、研究の方法論は自習書があるとよい。例えば、リサーチクエスチョンは疑問分で表現できる研究上の問い、検証(作業)仮説は問いに対する想定している答え、仮説はRQの仮の答えというように、一つひとつの専門用語について丁寧かつ的確に解説がある。実際に教員に指導を受ける前に読んでおくことで、コメントを活かしやすくなるだろう。
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2階書架 : W 020.5/KON : https://opac.lib.kagawa-u.ac.jp/opac/search?barcode=3410162855
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研究を始めようという人が副読書として持っておき時々つまみ読みすると良い本。
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#HaKaSe+×自然科学系図書館
金沢大学附属図書館所在情報
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https://www1.lib.kanazawa-u.ac.jp/recordID/catalog.bib/BB27055911?caller=xc-search -
医学の研究者向けに書いた本ではあるが、研究とは何かそれをと論文にするのかと言うところが体系建てて書かれている本
大学生が初めて論文を書く際に、全体の体型をつかむのに、とても有効な本 -
ゼミで輪読した本。研究の進め方が分かりやすく丁寧に書かれている。背景、目的、対象と方法、結果、考察それぞれを書く際に気をつけるべきことや研究構想から計画までどう練れば良いか、良い研究の条件とは何か、レビューはどのように進めれば良いかなどなど学部生にも理解できる言葉で解説されている。学部2.3年生の時に読みたかった。
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大学院入学前の研究計画の作成の際に利用。
難しすぎず情報量が多すぎず、適度で良い。
特に、着想⇨構想というプロセスの吟味と論文の種類については勉強になった。ただし、具体例が医学・看護系の話なので、イメージつかない点もあった。 -
まさに教科書。Researcherにはごくごく当たり前の内容かもしれませんが、これから研究したいという学生やPractitionerは必読
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https://opac.lib.u-toyama.ac.jp/opc/recordID/catalog.bib/BB27055911