- Amazon.co.jp ・本 (78ページ)
- / ISBN・EAN: 9784264024828
感想・レビュー・書評
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「憲法」にまつわる本、実は学校のテキスト以外読んだことはなかったので、1冊読みやすそうなものを買ってその日のうちに読んでしまいました。
キリスト教的な観点からみた「憲法改正」「教育基本法改正」などといった国家が戦争に向かうことの是非についてわかりやすく漫画で描かれています。
絵がかわいくて好感が持てました。
靖国の問題について一番考えさせられました。
「靖国」は「イエス・キリスト」と同じように心の支えだったし、みんなのために命を捧げた心の崇高さもある。
だけど、一方では、「天皇陛下万歳」と言って死んでいった人はみんなではなく、「お母さん!死にたくない!」といって死んでいったそうだ。でも戦争中は何も言えなかった。
公のために個人の尊厳が重んじられなくなる国だけは作ってはいけない、と強く思います。
「愛国心」って何?
国から押し付けられるもの?「愛せよ」というのが本当の愛か?
僕はこの国を愛したい。だけど、国家は愛しません。
これは宗教にも言える。
最後に「平和を作るものは幸いです」というキーワード、
考えませんか。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
選挙のたびに不安になります、どんどん右傾化していく国の方針と、それに知らずに同調していしまう国民の世論。
自由って、やっと勝ち取ってきたものなのに、そんなに簡単に放棄して良いの?
戦争は嫌いです嫌いですが、あるいは、もう手遅れかもしれません。
まだ間に合うと祈りながら出来ることから始めましょう。