そらをとぶふね (えほん・ワンダーランド)

著者 : 西郷竹彦

• 岩崎書店 (1993年9月1日発売)

感想・レビュー・書評

[goya626さんの感想 · 2023年9月9日]

イワンの３兄弟と一緒で、一番下の弟が働き者で賢い主人公だ。王様がいきなり「そらをとぶふねでこい」というお触れを出すという唐突さ。主人公が旅に出て出会った老人がやはりいきなりパンのお礼に空を飛ぶ船の作り方を教えてやろうなんて言い出す。他にも唐突感満載のロシア民話。西郷竹彦が扉に教訓臭いことを書いているが、さてねえ。なにこれえという面白さの絵本だよ。

[勝村 優さんの感想 · 2024年1月18日]

良かった

[consensive2さんの感想 · 2020年7月24日]

西郷 竹彦 (著), 滝平 二郎 (イラスト)

森の中の爺に空を飛ぶ船の作り方を教わる．
速耳，速足，鉄砲名人，冬の主を仲間に加えながら城へ．
遠くの鳥を捕まえろ．暑い風呂に入れ．
軍隊を率いて王様を追い出す．

KHM71六人男，世界を股にかけるの類話

[arukudesuさんの感想 · 2012年9月21日]

真面目な末の弟が途中で出会った４人のおじいさんの協力を得て、王様を追い出し、国を治めます。

著者プロフィール

西郷竹彦　1920年鹿児島生。元鹿児島短期大学教授。文芸教育研究協議会会長。総合人間学会理事。著書多数。

「2017年 『文芸教育111号』 で使われていた紹介文から引用しています。」