- Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265034536
感想・レビュー・書評
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だいば山の大男・大太郎と、木こりの娘・ふきは大の仲良し。嫁入り支度の金を貯めたいふきの父親にとって、娘と遊んでくれる大太郎は有難い存在だった。
ある時、気性の荒い青鬼にふきの父親が殺されてしまう。仇を討とうとするふきのため、大太郎は青鬼を探し回り……。
図書館本。
楽しい話じゃないのは冒頭で見当がつくが、なんか救いのない話だなあ……。
「モチモチの木」や「天の赤馬」などに比べ、滝平二郎としてはかなり新しい作品。新しいとは言っても、1998年頃のものなんだけど。
なんだか全体に角が取れたような。線がものすごく安定したというか。円熟味は増したのだろうけど、隙が無さすぎる感じで、ちょっと物足りない……。
私はもっと古い作品の、勢いの残る作風の方が好きだなあ。 -
「春、ふきのとうが芽を出すと、大男の大太郎は思い出す。ふきは、おとうを殺した青鬼に戦いをいどんだ。その時なだれがおきて…」
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淡々と理不尽な話ですが
春が待ち遠しいけど嫌いな理由が切ないわ -
2019年1月28日
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ふきは父親とふたりぐらし。母は、ふきが小さい時に病で死んでしまいます。
ふきの父は、娘を育てていくために、一生懸命働きます。今はなじみが薄い、山から木を伐り出す仕事と、川を下って木材を運ぶ仕事とを両立させながら、ふきを育てていきます。ところが、春先に暴れる「青鬼」のせいで、死んでしまいます。娘である「ふき」は、この青鬼に復讐することを誓います。
ふきは、このあとどうなっていくのか…。
かなり長いお話ですので、「絵本」となってはいますが、6年生ぐらいがいいのではないかと思う作品です。 -
26年度(6-2)
一部抜粋して15分(普通に読むと20分強) -
2013/7/2 6年1組
2013/9/10 6年2組
2014/6/24 6-3