悲しい月夜: 萩原朔太郎詩集 (美しい日本の詩歌 14)

著者 :
  • 岩崎書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (102ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265040544

感想・レビュー・書評

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  • 萩原朔太郎、いいです。多分に情緒的でありながら、ところどころにメタフォリカル。感情が、心の深いところでイメージと結びついているんだろうな。弟子の三好達治はもっと言語的。こんな詩人は現代にいるんだろうか。いたら是非教えてほしいです。

  • 様々な萩原朔太郎の詩をまとめた詩集。言葉が天鵞絨のように美しい。「その手は菓子である」が好き。

  • この本のトビラの言葉に影響され、今のサイトがあります。

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著者プロフィール

萩原朔太郎
1886(明治19)年11月1日群馬県前橋市生まれ。父は開業医。旧制前橋中学時代より短歌で活躍。旧制第五、第六高等学校いずれも中退。上京し慶応大学予科に入学するが半年で退学。マンドリン、ギターを愛好し音楽家を志ざす。挫折し前橋に帰郷した1913年、北原白秋主宰の詩歌誌『朱欒』で詩壇デビュー。同誌の新進詩人・室生犀星と生涯にわたる親交を結ぶ。山村暮鳥を加え人魚詩社を結成、機関誌『卓上噴水』を発行。1916年、犀星と詩誌『感情』を創刊。1917年第1詩集『月に吠える』を刊行し、詩壇における地位を確立する。1925年上京し、東京に定住。詩作のみならずアフォリズム、詩論、古典詩歌論、エッセイ、文明評論、小説など多方面で活躍し、詩人批評家の先駆者となった。1942年5月11日没。

「2022年 『詩人はすべて宿命である』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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