女の子たちのぼうけん (1) いつも勇気があってオシャレな女の子 (女の子たちのぼうけん 1)

  • 岩崎書店
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本棚登録 : 91
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265049615

作品紹介・あらすじ

新しい一歩をふみだすのは勇気がいるけれど、ほんの少しでも変わることはできる。そんな日常の冒険からファンタジーまでをあつめたアンソロジー。朝読にもぴったり。

感想・レビュー・書評

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  • この時代に「女の子」というタイトルにも違和感を感じるものの、朝読向け、本を読まない子にも手に取ってもらおうとするとこうなるのかなあ。

    この中では山本悦子さんの『わたしのゼリーを返しなさい!』と、石川宏千花さんの『林檎の中の人くん』が面白かったです。

    読まなきゃいけないときに読みたい本がない、という人におすすめ、としておきます。

  • 初恋のはとこに頼まれごとをした莉音
    ──いとうみく「グリーンカレー」

    給食の「七夕ゼリー」を取られたメイ
    ──山本悦子「わたしのゼリーを返しなさい!」

    光るものを見つけに地球に行ったロロア
    ──吉野万理子「ヒカリハンター」

    淋田さんの正体を知ってしまった檸檬
    ──石川宏千花「林檎の中の人くん」

    人の気持ちが色で見える初花
    ──令丈ヒロ子「カラフルでキラキラな気持ち」

    〈ファンタジーからリアルまでさまざまな物語を5人の作家が描く。
     女の子ならではの冒険の数々。
     朝読にもぴったりなアンソロジー。〉──出版社サイト

    主人公は4年生から6年生
    小学校中高学年の女の子をターゲットにした、いろんな勇気に出会える短編集

    「女の子たちのぼうけん」シリーズ全3巻
    『1 いつも勇気があってオシャレな女の子』2022年1月刊
    『2 いつも元気で自分の世界を持っている女の子』2022年2月刊
    『3 いつも強くてカッコいい女の子』2022年1月刊

    同時期に刊行された中学生を主人公にした「君色パレット 多様性をみつめるショートストーリー」全3巻の姉妹編

  • 山本悦子さんの話が1番好きでした。
    全部読みやすく、爽やかな話でした。

  • 短編集なので、よっぽど本嫌いでなければ、どんな子でも、気軽に読めると思います。
    どの話も、読む人を励まし、前向きにさせるような、温かい物語です。

  • いとうみく、山本悦子、吉野万理子、石川宏千花、令丈ヒロ子と児童文学が好きな方なら垂涎ものの豪華なラインナップのアンソロジー。

  • 女の子たちのパワーあふれる物語であるが、その片隅には悩みや影の部分が見え隠れする。
    いとうみくさん、令丈ヒロ子さんが好き♪

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著者プロフィール

神奈川県生まれ。『糸子の体重計』で日本児童文学者協会新人賞(2013年)、『空へ』で日本児童文芸家協会賞(2015年)、『羊の告解』でうつのみやこども賞(2019年)『朔と新』で野間児童文芸賞(2020年)、『きみひろくん』でひろすけ童話賞(2021年)、『あしたの幸福』で河合隼雄物語賞(2022年)、『つくしちゃんとおねえちゃん』で産経児童出版文化賞(2022年)を受賞。そのほか、『かあちゃん取扱説明書』『二日月』『チキン!』『カーネーション』『ぼくんちのねこのはなし』『よそんちの子』など、話題作を多数発表している。全国児童文学同人誌連絡会「季節風」同人。

「2022年 『バンピー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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