アラルエン戦記 (2) 炎橋

  • 岩崎書店
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本棚登録 : 80
感想 : 8
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  • Amazon.co.jp ・本 (400ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265050826

作品紹介・あらすじ

「彼女の話がほんとうじゃないと思っているんだね?」レンジャーの弟子になったウィルは隣国へ派遣される途中で、なぞめいた少女に出会い、国王の宿敵モルガラスの恐ろしい陰謀を知る。少女は何者なのか?陰謀は止められるのか?アラルエンを守るため、命をかけた戦いがはじまる。

感想・レビュー・書評

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  • 2巻も面白かったです。
    後半よりも前半の流れが好きだ。
    ギランとホラスとウィルの三人旅がいいですね!
    ギランが格好よくて惚れるし、ホラスの剣の才についても度々描かれていて痺れます。ホラスとウィルが互いに認め合っているところもいいですね~。
    そしてギランと別れてからは、ウィルじゃないけど心細くって。先輩レンジャーの安心感半端ない。
    描写としては、ホラスが度々「頭よくない」的なことを書かれているのが草でした。そう言うたんなよ。…好きです。
    ホラスに関しては、最後の最後でああなるとは…。
    びっくりしました。思考の読めない子。
    …ネタバレなのでやめときます。

    好きな場面は、ギランが6時間寝た後に、王様のところに駆けてゆくところ。好きすぎて二度読みました。本当によい。

    実は、10巻(?)かけて、モルガラスとの戦いを描く物語だと思っていたので、2巻の最後の方の展開には唖然という感じでした。
    これからウィルはどうなってしまうのか!?
    次巻が楽しみです。

    ホールト先生やっぱりカッコいいです。

  • これまた面白かった。一巻でテストは受けられなかったものの、正式にレンジャーの弟子になることができたウィル。順調かと思われたが、そりゃもう大変。ホルトも大活躍。新キャラの美少女エヴァンリンがすごい人物でこれからの活躍も期待できる。そして、ウィルとエヴァンリンが捕虜となったところで終わり。続きが読みたすぎて悶える。ウィル側とホールト側からの主役2面構造になりそうで期待値高し。

  • 面白い。読みやすい。
    けっこういきなりモルギラスとの戦い。
    ウィル達に託されたアラルエンの未来。
    手に汗握る展開。
    話はそれていきそうだが、今後の展開が楽しみでもある。
    何より主人公が一見弱そうで小さくて自信なさげなのがいい。それがどんどん強くなって頼りにされていく。成長のストーリー。
    自分もそんな才能があって、取り沙汰されたいというこころがくすぐられる。
    こんな物語を書きたい。

  • 「アラルエン戦記」2巻目。これで読み始めた3巻目までの成り行きがわかった。 うーん、面白いと思うんだけど、出てくる人たちが皆例外なく優等生的にいい人達すぎて、ちょっとアクがなさすぎというか、物語はなかなか面白いのに、読み終わっての印象が弱い。

  • 師ホールトと別行動をすることとなったウィル少年。
    反逆者モルガラスの企みを知り、隣国ケルティカへの同盟発動依頼の使節団として、兄弟子ギランとホラスとの3人で旅に出たウィル。
    最初の村は、取るものとりあえず住人が出立した様が見てとれた。続く町も人っ子一人いないゴーストタウンと化している。何が起きているのか。不安に駆られる3人の前に、エヴァンリンと名乗るアラルエン人の少女が現れて──。

    まさかの過酷な試練がウィルを襲って、読者であるわたしもはらはらしっぱなし。
    それでも、ウィルもホラスも立派なレンジャーや騎士になったんだなぁ、と頼もしくもあって。

    続刊が出ているのですが、1冊ずつである程度完結する話が続くのかと思っていました。続きが気になります!

  • 一巻はしっかり終わったのに、2巻からは続きになってしまた。しまった。図られた!!
    そのまま3巻、読んでしまうぞ。

  • ホラスすごい!男の中の男!!もちろんウィルの火もカサンドラの勇気も素晴らしい!!!
    みんな恐怖に打ち勝ちよくやった!
    ホールトのお父さんみたいなところ、ギランのよきお兄さんみたいなところもステキだ

  • レンジャーのホールトの弟子となったウィル。
    レンジャーのギラン、戦闘学校訓練生のホラスとともに、隣国ケルティカへの使節として旅立った。しかし途中で召使のふりをした謎の少女エヴァンリンと出会い、モルガラスの陰謀を知る。

    アラルエン戦記2巻です。まっすぐな性格のホラスがいいねえ。友人ウィルとの信頼関係もいいし。ギランの口調もたのしいし。。
    そしてなによりも、いつもはそっけない態度のホールトがウイルの自尊心をくすぐる、とか心許していく師弟関係が素敵です

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著者プロフィール

【ジョン・フラナガン・作】  オーストラリアを代表するファンタジー作家。テレビシリーズの脚本家として活躍中の1990年代、12歳の息子のために物語を書き始める。その物語をふくらませ、本シリーズの第一作目として2004年より刊行。シリーズを通してニューヨーク・タイムズベストセラーに60週連続ランクインするなど、たちまち人気を不動のものとする。本シリーズのほか、"Brotherhood"シリーズを執筆中。シドニー在住。

「2014年 『攻城』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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