作品紹介・あらすじ
3つ目の宝石を求めて旅をつづけるリーフ、バルダ、ジャスミン。迷いこんだチュルナイという街で、3人は、赤い服の男たちにとらえられてしまった。その街には、ある秘密があったのだ…。
感想・レビュー・書評
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気軽に読み進められるのでどんどん読んでます。
市の電子書籍を使ってるのですが、便利…!
今回はネズミの街、ということでペスト!
ハーメルンの笛吹きのようなお話でした。
相変わらず登場人物の物言いにもやっとするのですが、きっとこれは私が大人になってしまったせいで、小学生とかの時に読んでたらみんなに感情移入してしまって気持ちが忙しかっただろうな。
少しずつレジスタンスの存在が出てきて、今後どうなっていくのやら気になります。
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今回はフィリの可愛い描写が多めで、私もモフモフしたい!と思いました。
しかし、、ここまで読んでほぼ、ジャスミンとその仲間たちの活躍で救われています。
リーフはどちらかというと頭脳戦が得意で敵を倒すまでの地盤を固める感じ…。
そしてバルダは、、いつもあっけなく倒れているでかい図体をした、かよわいおじさん。
それなのに!ボス戦後、ジャスミンに対して、
お前のせいでリーフが地面に落ちたみたいなことを言ってて…えーっ理不尽!
と思ってしまいました。ジャスミンがいなかったら皆そろってジ・エンドだったというのに。
バルダさんの活躍は果たしてみられるのか!?
それが気になって続きを読んでしまいます。
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旅をつづけているリーフ、バルダ、ジャスミン。
目的地は「ネズミの街」。
ある店があって、そこでふしぎな動物マドレットをもらって、旅をしていた。
とちゅう、マドレットが暴走してしまって、
ある街「チュルナイ」にまよいこんでしまった。
その街には秘密があった...。
3巻も面白かったです。
チュルナイではいろいろなトラブルがあって、
つかまってしまった。
ある少女ティラがたすけてくれて、
「処理穴」からでてきたけれど、とちゅうどきどきして、
どうなってしまうのだろう、と思いました。
また、とちゅうでてくる店の店長?のトムが、
味方か敵かわからなくて、面白かったです。
いろいろな面白いものがあって、ほしいなと思いました。
またわすれたころに読みたいと思いました。
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第3巻は、これまでは敵味方のどちらかしかない役どころに初めて「中立」という立場を貫く人物、商売人トムの登場や、何から何まで不潔な行為とネズミを忌み嫌い邪悪とまで呼ぶネズヌクとその街の住人達など、癖のある感じのキャラクター達ばかりだが、最後まで読み進めるといろいろと合点がいくものではある。
自分達がこれまで信じ尚且つそれらに準じて行動したこと全てが良き方向に結びつくことは決してなく、そしてその思考と行動を徹底した結果、他所から来た人間の何気ない行為すら異常と思えるなど、要は洗脳と同義ではあるがそこにたかたが小説であるだけであると割り切れないリアル感があって面白い。
そういうところから3巻は思想やモノの考えかたや立場の違いというのを色濃く書き尚且つ、リーフ達をも巻き込んでここで一気に表面化したという感である。
例であげるなら、チュルナイの街から逃げ出すときに気絶しているネズヌクの長、ライにジャスミンが止めを刺そうするときにリーフが止めようしたときに言い放った下のセリフが実にジャスミンらしいと言える。
「もし立場が逆ならこいつはきっと私を殺すわよ。こいつが襲って来たとき、あなただって殺せるものなら殺してたでしょ!」
その言葉にリーフが言い返せないところにデルの街で生まれ育ったリーフと野育ちのジャスミンの違いというものがここでハッキリとしたのである。
まぁもしも、それが自分だったら生かすか殺すだったら今なら後者のほうを選ぶが、それこそ作中のリーフと同じ生まれと年頃だったら絶対に迷いがあったと思う。
主に子供が読む小説とはいえ少しキツメだが決して勧善懲悪でモノを語らないし、ときたまやる敵のエグイ死にざまを書くのを辞さないところがデルトラの真骨頂なのだろう。
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ネズミの街に行くまでにチュルナイという街で捕まってしまう3人。
ハラハラ、ドキドキした展開で面白く、TOMから買った道具が大活躍した。
希望の象徴であるオパールは未来を映すと言われ、手にしたリーフは次の冒険の一部を見ることとなった。
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2巻よりスリルがあった。チュルナイの仕草に歴史背景がしっかりあったのも面白かった。児童文学の冒険物語だけど、大人が読んでも充分面白い。
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チュルナイ、ネズミの街の真実。
いつか彼らを救うことができるんだろうか、
と心配になってしまった。
商売上手のトムが登場する。
いい奴なのか、悪い奴なのか?
こういう登場人物がいるのがまた面白い。
個人的にはずっと、ジャスミンが言っていることが正しい場面が多いに、二人が無視して先に進んでいく展開に少しイラッとする。
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息子に毎晩1話ずつ読み聞かせする形で読了。
以下ネタバレ
今作はとりあえず「クリーン・チュルナイ!」が「声に出して読みたいセリフNo.1」やったな(笑)ネズヌクの話がだいぶん長いから、こいつらが敵だと思ってたから、ライが意外と呆気なく死んでびっくり。
トムの店の話は好きだな。商売第一な感じ、私は好き。
ラスボスの大蛇はまたまた急に出てきてあっさり倒されちゃう。このシリーズはこういう尻切れトンボ展開なんだな、と納得すれば、それはそれで面白い(笑)
表紙のメインがラスト3話ぐらいで登場するのどうなんだ?とは思うけど……表紙はネズヌクの方が良くね?やっぱり大蛇のほうがインパクトあるんかな。
ネズヌク=ねずみとりの話は面白かった。最後に謎が解ける感じいいね。
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3巻から6巻くらいまで、基本展開が同じなので読むのがだるい。
ネズミの街、チュルナイの描写は少し面白い。
著者プロフィール
オーストラリア在住のファンタジー作家。『リンの谷のローワン』シリーズや『デルトラ・クエスト』シリーズ、『ティーン・パワーをよろしく』『フェアリー・レルム』『ロンド国物語』など多数の人気児童書シリーズを執筆。とくに『デルトラ・クエスト』シリーズは、日本をふくめ全世界で大ヒットし、累計1500万部を突破している。2014~2015年に日本でも出版された『勇者ライと3つの扉』は、デルトラ世界とつながっていたことが判明し、話題を呼んだ。
「2016年 『スター・オブ・デルトラ 1 〈影の大王〉が待つ海へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」
エミリー・ロッダの作品
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