- Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
- / ISBN・EAN: 9784265063796
作品紹介・あらすじ
朱雀、青龍、白虎につづく玄武との出会い。四神がすべてそろい、ついに妖界への道を封印する時がきた。しかし、ふたたび夜鳴島をおとずれたルナたちの前に、強大な妖力をもつ人物が立ちはだかる。その人物がにぎる、あるひみつとは?激闘のはてに、いますべてのなぞが明かされる。さいごの戦いへ!人気シリーズ完結編。
感想・レビュー・書評
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「タイくん、だめだよ、だめ。死んだらだめだから。生きて、ふつうにごはんを食べて、友だちとあそんで、そんなくらしをしようよ。そうだ、妖界に行けば、またカザンに会えるよ。カザンも待ってる! おねがいだよ、おねがい……死なないで」
タイはそれには答えませんでした。
ただひとこと。さいごにこういいました。
「それでも、沙李のことはにくめない。なさけないよ。……悠久の玉は、ぼくが死んだら、自然に見つかるよ。どうせもう、ぼくは関係ないんだから、おまえにやるよ。そのかわり、ルナ、悪いが……ぼくが死んだら、カザンをたのむ。あいつは……じつは、顔に似合わず、気のやさしいやつだから……。こんど、生まれてくるときは……もっとカザンとあそび……たい……」
さいごのほうのことばは、きこえませんでした。
しかし、ただ一度、目をあけて、しっかりと見たのです。ルナを。タイの瞳のなかには、たしかにルナが映っていました。詳細をみるコメント1件をすべて表示-
ななみみこさん私も、今度この本を読むのですが、このコメントを呼んで、もっと早く読みたいと思いました。私も、今度この本を読むのですが、このコメントを呼んで、もっと早く読みたいと思いました。2012/02/27
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(2018-08-04)
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私が、この本を読みたい理由は、このシリーズの、1,2,3,4、を読んだからです。
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妖界ナビ・ルナ最終巻。
これだけはマジメに読んだ記憶が(をい
泣ける・・・(;ω;) -
もう主人公は普通の人間の生活へ戻れない、ということを改めてこう描かれると...
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ある意味、決定打。
ルナが幸せになってくれることを祈る。