妖界ナビ・ルナ (10) 黄金に輝く月 (フォア文庫)

著者 :
  • 岩崎書店
4.05
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本棚登録 : 181
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265063796

作品紹介・あらすじ

朱雀、青龍、白虎につづく玄武との出会い。四神がすべてそろい、ついに妖界への道を封印する時がきた。しかし、ふたたび夜鳴島をおとずれたルナたちの前に、強大な妖力をもつ人物が立ちはだかる。その人物がにぎる、あるひみつとは?激闘のはてに、いますべてのなぞが明かされる。さいごの戦いへ!人気シリーズ完結編。

感想・レビュー・書評

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  • 「タイくん、だめだよ、だめ。死んだらだめだから。生きて、ふつうにごはんを食べて、友だちとあそんで、そんなくらしをしようよ。そうだ、妖界に行けば、またカザンに会えるよ。カザンも待ってる! おねがいだよ、おねがい……死なないで」
     タイはそれには答えませんでした。
     ただひとこと。さいごにこういいました。
    「それでも、沙李のことはにくめない。なさけないよ。……悠久の玉は、ぼくが死んだら、自然に見つかるよ。どうせもう、ぼくは関係ないんだから、おまえにやるよ。そのかわり、ルナ、悪いが……ぼくが死んだら、カザンをたのむ。あいつは……じつは、顔に似合わず、気のやさしいやつだから……。こんど、生まれてくるときは……もっとカザンとあそび……たい……」
     さいごのほうのことばは、きこえませんでした。
     しかし、ただ一度、目をあけて、しっかりと見たのです。ルナを。タイの瞳のなかには、たしかにルナが映っていました。

    • ななみみこさん
      私も、今度この本を読むのですが、このコメントを呼んで、もっと早く読みたいと思いました。
      私も、今度この本を読むのですが、このコメントを呼んで、もっと早く読みたいと思いました。
      2012/02/27
  • (2018-08-04)

  • 私が、この本を読みたい理由は、このシリーズの、1,2,3,4、を読んだからです。

  • 妖界ナビ・ルナ最終巻。
    これだけはマジメに読んだ記憶が(をい
    泣ける・・・(;ω;)

  • もう主人公は普通の人間の生活へ戻れない、ということを改めてこう描かれると...
    ___
    ある意味、決定打。
    ルナが幸せになってくれることを祈る。

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著者プロフィール

大阪府生まれ。おとめ座のA型。おもな作品に「新 妖界ナビ・ルナ」シリーズ、「摩訶不思議ネコ・ムスビ」シリーズ、「海色のANGEL」シリーズ、「劇部ですから!」シリーズ(いずれも講談社青い鳥文庫)、『炎たる沼』(講談社)、『自鳴琴』(光文社)などがある。ナツという名の愛猫と、ぐうという名のトイプードルと同居している。

「2020年 『エンマ先生の怪談帳 だれもいない卒業式』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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