まじょかもしれない? (おはなしトントン 67)

著者 :
  • 岩崎書店
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本棚登録 : 146
感想 : 7
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  • Amazon.co.jp ・本 (72ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265074150

作品紹介・あらすじ

ナナちゃんは小学校1年生。
おむかいのおうちで一人暮らしの元気なおばあちゃん、モモコさんと仲良しです。

前歯が2本無いモモコさんは、「魔女のモモコさんなのさ」とナナちゃんに言いました。
そんなモモコさんを、ナナちゃんは「ちょっとかっこいい」と思っています。

ある日、奥の家のサイトーさんが引っ越して、お家が壊された後、空き地には黒い犬が残っていたのです。サイトーさんは飼い犬を置いていってしまったようです。
モモコさんは、黒い犬を家に置いて餌をやり、名前は「サイトーさん」と付けました。

小1の子供から見たおばあさんは、まさに魔女!そこに黒い犬も加わって…。
ナナちゃんとお向かいのおばあちゃんとの交流を描いた、心温まる絵童話。

感想・レビュー・書評

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  • 小さいナナちゃんと近所のおばあちゃんとの交流はいいのだが、いまいち入ってこない展開(笑) まじょってナナちゃんに言うのも、それずっと言うの?って。あとさ、サイトーさんよー、飼い犬探すよ?ふつう逃げたら。捨てたわけ?教育上よくない(笑)

  • 1年。魔女だから前歯が2本ないというおむかいのモモコさん。信じられないけど、気になっているとやっぱり魔女みたいで、そんなモモコさんに憧れる様子がとても愛らしい。子どもも一緒にワクワクしてしまうテンポの良さも魅力。

  • サイトーさんの家にまたサイトーさんがくれば良いのに…。

  • もし私の近所のおばあさんが魔女だったらこわいな。

  • 図書館本。おばあさんのモモコさんと、ナナちゃんの交流物語。歯抜け仲間(笑)。少し前まではこういう存在のおばあちゃん、いたよなー。

  • ナナちゃんが いちばんすきなのは
    おむかいのうちの モモコさんというおばあさん

    「わたしはね、ただのモモコさんじゃないんだよ」

    上の前歯が二本、ぬけてしまっているモモコさんは
    “まじょの モモコさん”だっていうのです

    ドクダミ茶を入れたり、くろいイヌがなついたり
    モモコさんは ほんとうのまじょなのかもしれません

    下の前歯がぐらぐらになって ぬけてしまったナナちゃんも
    歯ぬけになって まじょになれるかしら

    「ざんねんだけど、それは、むりだね」
    「えーっ、なんで?」

    ナナちゃんとモモコさんのあたたかな交流を描いた創作絵童話

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著者プロフィール

京都府綾部市出身・京都市在住。『グッバイ!グランパ』で第19回福島正実記念SF童話賞大賞受賞。主な作品に「四年一組ミラクル教室」「ここは京まち、不思議まち」「トキメキ❤図書館」「もしも、この町で」シリーズ『卒業うどん』『たまたま たまちゃん―うちは食べものやさん!―』(以上講談社)『さらば、シッコザウルス』『おたんじょうび、もらったの』(共に岩崎書店)など多数。

「2019年 『はじめまして、茶道部!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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