いまむかしえほん (10) ききみみずきん

著者 :
  • 岩崎書店
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本棚登録 : 100
感想 : 10
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  • Amazon.co.jp ・本 (32ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265080106

作品紹介・あらすじ

子ぎつねをたすけた男は、母ぎつねから鳥や木々の言葉がわかる「ずきん」をもらいました。ずきんをかぶって、からすの会話を聞いてしまった男は、「たいへんだ」と、かけだします…。自然の声に耳をすます昔話絵本。

感想・レビュー・書評

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  • 絵が降矢ななさん(文は広松由希子さん)なので手に取った絵本。子狐を助けた男は、子狐の母親からお礼にと貰った赤頭巾を使って人助けをする昔話。わざわざ占い師のふりをして褒美を貰えるよう仕向ける所があんまり好きでない。最後はまんまと嫁さんまで貰うとか…うーん。カラスの会話が楽しかったです、「ばかーばかーばかー」には何故か笑ってしまう。ことりの会話に耳を澄ませる場面がお気に入り。

  • とりと、木のものの声がきこえるんだったら、ぼくはハトの声をきくよ。そこら中にいるから、スズメよりハトのほうがいいな。

  • いいことづくめで読んでて気持ちがいい。

  • 昔話はおもしろいね。大好きなお話。

  • 「子ぎつねをたすけた男は、母ぎつねから鳥や木々の言葉がわかる「ずきん」をもらいました。ずきんをかぶって、からすの会話を聞いてしまった男は、「たいへんだ」と、かけだします…。自然の声に耳をすます昔話絵本。」

    降矢さんの絵が素敵。きつねの子を助けたお礼に母親ぎつねが親子でお礼の宝物を私に来るシーンがとてもよい。
    「はっけみ」が何かわからず読んでいて困った!占い師なんだね。昔話を子どもに読むのは練習が必要。

    絵本も大きく絵がはっきりしているので読み聞かせに◎
    絵が美しいのでじっくり親子で楽しむのも◎

  • 2016年4月27日

    ブックデザイン/桂川潤

  • 2015/10/13 2-4

  • 読み聞かせ 8分

    キツネの子供を助けて、ずきんをもらう。

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著者プロフィール

1963年生まれ。編集者、文庫主宰、ちひろ美術館学芸部長を経てフリーランスとなり、絵本の評論、翻訳、展示企画、新聞・雑誌で絵本の記事執筆などを手がけている。ボローニャ国際絵本原画展、ブラチスラバ世界絵本原画展(BIB)などの国際審査員を歴任。立教大学、武蔵野大学、横浜美術大学講師。著書に『きょうの絵本、あしたの絵本』(文化出版局)など、絵本の作家として『おかえりたまご』(アリス館)『おめでとう』(講談社)など、絵本翻訳に『はしれ、トト』(文化出版局、日本絵本賞翻訳絵本賞)『ヒキガエルがいく』(岩波書店)などがある。2020年より新宿区市ヶ谷で絵本とごはんのスペース83goccoを共同主宰。

「2021年 『日本の絵本 100年100人100冊』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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