さようなら、捨て犬・未来

著者 :
  • 岩崎書店
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本棚登録 : 16
感想 : 3
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  • Amazon.co.jp ・本 (152ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265080403

作品紹介・あらすじ

障がいを負って捨てられていた未来は「命の授業」で139か所の学校や施設を訪れました。授業を引退した15歳からお別れの日までを描き、未来の歩みを振り返ります。

感想・レビュー・書評

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  • 柴犬の未来は、生後2ヶ月の時、右後ろ足の足首は切断され、左後ろ足の指も切り落とされ、目も開かないほどの傷をおった状態で、殺処分される運命だったところ、保護され、作者今西さんと出会い、命の授業をすることになった。虐待した奴も人間、未来を愛しきった作者、未来に勇気をもらった人も人間。未来の愛され、生ききった姿に涙が止まらない。

  • さようならという言葉で警戒して臨むべきだったんですが、もう出だしからゴヒョヒャと泣きました。初読の私がここまで泣いた(我ながら泣きすぎとは思う)ため、シリーズを読んでいた人は涙なくしては読めないことでしょう。虐待の詳細も少し想像して震えるほど怖かった。

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著者プロフィール

児童文学作家。(公財)日本動物愛護協会常任理事。著書『ドッグ・シェルター』(金の星社)で、第36回日本児童文学者協会新人賞を受賞。執筆の傍ら、動物愛護センターから引き取った愛犬・未来をテーマに、全国の小中学校を中心に「命の授業」(講演会)を展開。主な著書に、『犬たちをおくる日』(金の星社)をはじめ、累計45万部突破のロングセラー「捨て犬・未来」シリーズ『捨て犬・未来 命のメッセージ』『捨て犬・未来、しあわせの足あと』ほか(岩崎書店)、『捨て犬未来に教わった27の大切なこと』『いつかきっと笑顔になれる 捨て犬・未来15歳』(小社刊)など多数。

「2023年 『うちの犬(コ)が認知症になりまして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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