モチモチの木 (ビッグ・えほん)

著者 :
  • 岩崎書店
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本棚登録 : 142
感想 : 33
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  • Amazon.co.jp ・本 (31ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784265801046

感想・レビュー・書評

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  • 請求記号:Eタキダ
    資料番号:020065033

  • 9歳息子と5歳娘に読み聞かせ。
    小3の国語の教科書とほとんど同じだけど違うとこがあった!って息子。
    トイレが外にあるのかわいそう。
    なんで夜、靴履いていかなかったの?
    5歳でひとりで病院まで行くのやだ。って娘。

  • とても静かな勇気の話。勇気って、頑張って出すものでなく、愛を持ってれば出るものなのだということがテーマだと思うけど、そんなことを抜きにして、クライマックスの版画が美しい。

  • 長男が幼稚園で読んでもらった本で、「ひばりの矢」と共に小学校に入学して最初に借りてきた絵本。
    本人は「花さき山」も借りたかったらしく、やはり切り絵のインパクトが強いのだろう。
    勇気を持って立ち向かう、この本を長男が幼稚園で読んでもらった訳が初めてわかった。

  • 一言で言えば《男の世界》
    友人曰く『少年が大人の男になる話』と・・・
    父親を熊に殺された少年の祖父との暮らしの中に見る、哀愁漂う男の世界。

    挿絵の版画も秀逸で、特にラストのもちのちの木のカットや、祖父の為に走る少年のカットなどは胸に熱いものが湧き上がる。

    個人的にスティ-ルボールランにも通ずる『男の世界シリーズ』として分類している。

  • 久々に読むと爺さまの渋さを思い知るだろう。

  • 小学生の頃、図書室で読んだ時はもっと大型の本だったのに、ちょっと小さくなってしまった。

    子供が小学生になって、教科書に載っているのでびっくりしました。
    私に似て本が大好きな娘に「お母さんが一番好きなお話って何?」と聞かれ、あげたのはもちろんこの『モチモチの木』でした。

    この絵から受ける衝撃も大きかったから、子供に買ってあげる時は絶対に大型本で!と、大きな版で購入。
    娘がとても気に入ってくれて満足です。

    ただ、残念なのは教科書に掲載された本文の「どうして豆太だけが女ゴみたいに~」の一節が削除されていたこと。
    女性差別だとでも取られたのでしょうか。愚かなことです。

  • 娘も5歳になったから
    そろそろ理解できるかなぁ〜と読んでみました。
    登場人物の豆太も5歳。
    おしっこ、しー・・の場面や
    小さな声で「オラ・ダメダア」とつぶやく場面には
    かなり感情移入できたようです。

    豆太が走る!走る!母、涙!!
    これも、朗読しながら涙が出てしまう本ですわ。

  • 親が死んでしまって、ひとりぼっちになったらどうしよう、とか、
    子供の時は何もかもが不安なのに、この本はその気持ちを増長させた。
    大人になった今、そんな、大嫌いだった滝平二郎の切り絵が妙に懐かしい。
    そして、頼りなげな子供を守ってあげたいな、って母性まで持ってる。

  • 北小<高>での読み聞かせでも使用

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著者プロフィール

1917年、東京都に生まれる。明治大学文芸科卒業。1968年、短編童話集『ベロ出しチョンマ』で小学館文学賞、1971年『ちょうちん屋のままッ子』でサンケイ児童出版文化賞、1978年『天の赤馬』で日本児童文学者協会賞を受賞。ほかに『職人衆昔ばなし』『立ってみなさい』『ゆき』などの作品があり、滝平二郎氏と組んだ絵本、『八郎』『花さき山』『モチモチの木』などもよく知られている。1985年、没。

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